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ドラクエX主人公に転生したのでモテモテ☆イケメンライフを満喫できるかと思ったら女でした。中の人?女ですが、なにか?
二部:絶世傾世イケメン美女青年期
百二十七話:オトコとオンナと攻略と
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てるわ。うちの娘たちが、面倒かけたわね」
「……ああ」
うん、面倒はかけられたもんね。
そこは、否定できないよね。
キャサリンさんが悪いわけでは無いから、ここで怒るのも違うけどね。
「他にも、珍しいお仲間がいるじゃない?紹介してくれないかしら」
「あ、はい。そうですね」
キャサリンさんに、仲間たちを紹介し。
『……うん、わかった!キャサリンさんは、オネエさんなんだね!あたし、知ってる!体は男でも、心は女の人なんだよね!キャサリンさんは、女の人なんだね!』
「そうだね!素敵な淑女だから、失礼の無いようにね!」
「ピキー!」
「……んー。……そっかー。……おいらは、初めて知ったけど。……女の子には優しくする主義のおいらとしては、……うん、やっぱ、優しくするべきだよなー……。全然好みじゃねーけど、それはそれだよなー……」
「あら、割とわかってんのね。アタシも全然好みじゃ無いけど、アンタもいい男じゃない」
「まーな!見た目で差別するのは、よくねーからな!でも、かわいーのは大好きだけどな!」
「そこも、完全に同意ね」
「ふむ。人間にも、このような方がおられるものなのですな。そこは、どのような種族でも変わらぬものですか」
「あら、スライムナイトでもいるワケ?どこも変わんないのねえ」
一通り、話を終えて。
「この前はやけに早かったけど、この時間だと普通はみんな寝てるのよねえ」
「いいんです。約束があったし、迷惑にはならなそうだからキャサリンさんには会いに来ましたけど、みなさんにも一昨日会ったばかりですから。また来ることもあるでしょうし、今回は」
クラリスさんには会いたいが、他の踊り子さんたちに囲まれたら正直疲れそうだし。
会いたくないわけでは無いが、無理するほどでも。
「そう?アタシだけ会ったなんてわかったら恨まれそうだけど、それも悪くないわね。散々自慢してやることにするわ」
「そうしてください。では、今回はこれで」
「そうね。もう、男装なんてするんじゃ無いわよ!可愛いカッコしなさいよ!」
「えーと……機会があれば……」
「作るのよ、機会は!待ってても、そんなもの来ないのよ!」
「ソウデスネー……それじゃ、また」
お別れしようとしたところで、キャサリンさんがヘンリーに近付いて囁きます。
「……こんな可愛い娘と居られて、庇ってもらえるだなんて。アンタも、幸せ者ね?……頑張りなさいよ」
「……ああ」
「……」
ヘンリーに腰を抱かれてる私にも、丸聞こえなわけですが。
頑張れって、何をだ。
キャサリンさんとお別れして、踊り子さんの宿舎を離れて。
「ドーラ。さっきの、あれ」
「……あれって?」
「俺が、お
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