番外 NARUTO編 その3
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を行使するとその刀身が銀色に染まった。
更にクロックマスターで接近すると、孔に落とす角度で斬りつける。
「あああああっ!」
「だが、まだ甘いっ!」
マダラが身体を捻ったために胴に食い込んだソルの刀身。まだ両手が無事なら印を組めると思ったのだろう。だが問題なく能力を発揮。シルバーアム・ザ・リッパーの能力…触れたものを切り裂く能力でマダラを八つ裂きに切裂いた。
「なにぃっ!?」
驚愕の声を上げるマダラ。
「ソルっ!」
『クリスタルケージ』
孔を包み込むように結界で囲い込み、塵一つ逃さないように厳重に封印すると、マダラは虚無の孔へと飲みこまれ消えていった。
くるくると空から落ちてくるうちわを掴む。
まだ油断は出来ない、速く孔を塞がなければ。
「倒せなくても勝つ方法は幾らでもあるんだよっ!」
その後、孔を完全に塞ぎきるとドッと疲れが襲い掛かる。
あー…かなりの輝力を使ったからな…魔力もオーラも結構やばいか?
さて、ソラの方はどうなっただろうか。
…
…
…
◇
「アオっ!」
アオのスサノオがマダラのスサノオを押し倒す形で転がっていく。
追いかけたい気持ちもあるが、アオならあの十尾の破壊を望むはず。
私は十尾の破壊をと考えるが、私の攻撃を飲み込んだ相手の術。桜守姫を発動して見ていたから分かる。あれは時空間忍術だ。
私の攻撃を着弾前に何処か別の時空へと消し飛ばしたのだろう。
遠距離攻撃は効果が薄いか…なら…
と私はアンリミテッドディクショナリーを開くと、ページをめくり、以前ギルガメッシュから頂いた神造兵器を取り出し、構える。
形状は剣と言うよりも筒のような形をしていて、人間にはどういった構造をしているのか理解できる代物ではない。
これは世界を引き裂いたと言われている神具。
円柱の中の螺旋が回転し始めると空気を取り込むかのように軋み出す。
「久遠は危ないからここにいて」
「ん…」
コクリと頷いた久遠を確かめてから私は一直線に十尾へと空から落下するように掛けた。
「火遁・爆風乱舞」
私の進撃を阻むように火遁が爆風を伴って渦を巻き襲い掛かってくるが、抗魔力Aの前では効果がない。
爆炎が止むと眼前に一人の男が躍り出る。片目は写輪眼で、もう片方は紫色の年輪をしている。
今度は私を直接時空間忍術で飛ばそうと考えたようだけど、それもAランクを超えていない。こいつが私の攻撃を消し飛ばした犯人だ。
「なにっ!?」
驚いている所を私は構わずと神造兵器を振りかぶる。
「天地乖離する開闢の星・エヌマ・エリシュっ!」
振り下ろすと刀身から世界すら裂く一撃が放た
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