番外 NARUTO編 その3
[5/7]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
その威力は自分自身が知っている。俺も完成体スサノオを相手にする日が来るとは思わなかったけどねっ!
攻撃力はシルバーアーム・ザ・リッパーがある分上であり、断てぬ物は無いと思うが、相手にはあの木龍がいる。捕まれば形勢逆転してしまう。
十拳剣を突きたてても、チャクラの引っ張り合いに成るだけであり、相手の吸収スピードが勝れば一気に追い詰められてしまう。
うーむ…倒せる気がしない…がしかし、それが勝てないとイコールではない。
俺はスサノオの左手にもう一本の十拳剣を現すと今回はヤタノカガミを構えない、完全攻撃体勢だ。
さらに…
「鬼人化っ」
大量の輝力を使い、スサノオを強化。
「木遁・木龍の術」
木龍のことごとくを二本の十拳剣にて打ち払い、マダラのスサノオに迫る。
マダラのスサノオが二本の剣を振るい、山すらも斬り飛ばす斬撃を放ってくるが、俺はガードすらせずに突き進む。
「血迷ったか」
そんな訳ないじゃないか。
今のこのスサノオは一種のスーパーモード。大量の輝力と共に限界まで強化されたスサノオはマダラの斬撃なんてものともせずに突き進む。
とは言え、ダメージが無いわけじゃないから斬られた所は深々と切裂かれているが、構成を解除されるほどではない。
マダラのスサノオに取り付くと、圧倒的な攻撃力を持って腕を?ぎ、胴をなぎ払ってスサノオを駆逐するが、やはり接近すればそれだけ木龍を回避できなくなり、マダラのスサノオを消し去り、マダラを掠めた所で此方も木龍に捕まってしまった。
その時の衝撃で担いでいた大きな瓢箪型のうちわが宙を舞う。
「無駄な事を…」
つぶやくマダラだが、このスサノオの猛攻すらフェイクなのだ。
俺はマダラのスサノオの構成を解き、この距離まで接近できれば良かっただけだ。
「クゥ!煙幕」
『なうっ!』
ソルの排気口から黒い煙が立ち込め辺りを包み込むとスサノオを消し、裏万華鏡写輪眼・桜守姫を発動。その瞳力でマダラが本物かどうかを確かめる。
どうやら木分身や影分身ではないようだ。ならば…
『リストレクトロック』
『ストラグルバインド』
『クリスタルケージ』
すぐさま俺はありったけの捕縛魔法を行使する。
「これで捉えたつもりか?」
マダラは天道を使いそのことごとくを弾き飛ばすが、これもフェインク。
素早く印をくみ上げると、俺は時渡りの禁術を行使、空間に孔を空けた。これが本命。
死なないし、倒せない。だが勝てない訳ではない。この場所から永遠に追放できれば負けではないのだ。
「これはっ…!?」
此処に来てようやくマダラにも焦りが見える。
ソルの刀身にシルバーアーム・ザ・リッパー
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ