最終話「勝利/VICTORY」
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う必要はないんじゃないかな?」
「そんなこと関係ない!僕はちゃんと責務を果たしたんだ!それなのにタケルはゼロのことでプレシア逮捕の任から外れてワイリー逮捕へ変えたくせに!これって命令違反だぞ!?」
「でもイレギュラーを野放したらいけないんじゃないかな!?僕って結構手柄を立てたと思うけどね!」
「そんな手柄なんて、僕は幾つも立てているよ?最強のイレギュラーだか何だか知らないけど、僕の前じゃ話にならないね?」
「じゃあ今度そのイレギュラーを倒した僕と戦ってみる!?」
何時の間にか僕は喧嘩となり、それを見ていたライトが止める。
「これ、止さぬか?タケルや……」
「クロノも落ち着きなさい?大体タケルに失礼でしょ」
しかし、それを止める双方の保護者は何処からか嬉しそうに思えた。久しぶりにクールな息子の珍しい一面を見れたことや、今まで泣き顔すら見れなかった無表情で孤独なタケルの喧嘩する顔。リンディとライトは少しばかり笑みを浮かべていた。
*
そして、別れの朝。僕達が帰る朝……
「今回は本当にありがとう、感謝するわ?」
「うむ、君たちの活躍には私も感銘を受けた。本当にありがとう!」
と、リンディとシグナス。そしてクロノがなのはへ、
「短い間だったけど協力してくれ本当にありがとう」
クロノはなのはと手を握り、クロノはポッと赤くなる。それを見て僕は嫉妬する目でクロノを睨むと、クロノも僕に気づいて僕らの視線に火花が散った。
「ま、まぁ……タケルにも感謝するよ?最強のイレギュラーとやらを倒してくれて」
「うんいいよ?僕は君でも叶わなかった最強のイレギュラーを倒したんだもの。礼には及ばないよ?」
「何だって……?」
「何を……!?」
再び口弦が始まる、それを見て周囲は呆れてしまった。
「大体なのはと握手する事態、なのはに馴れ馴れしくない!?」
「僕はなのはを評価しているからね?僕となのはだったら君よりかは仲良くなれそうだと思うけど!?」
「なのはは僕のものだ!」
「え……?」
「あ……」
僕は思わずそう言ってしまった……リンディ提督やシグナス司令、そしてエイミィさんたちは僕をニタニタしながら見つめてくる。そしてなのはは顔を真っ赤にして僕を見つめた。
「ち、違うよ!?これは……なのはは僕の……大切な友達って意味で!?」
僕は最後まで言い訳をしながら、アースラの皆と別れを言った。
「じゃあな?ロックマンのヒーロー!」ホーネック
「またお会いしましょう!」バッファリオ
「さらばだ、タケル君」シグナス
「皆元気でね?」リンディ
「まぁ……今度、君と戦ってもいいかな……一様、ありがとう。それと、フェイトとゼロのことは悪いようにはしない。決まったら連絡するよ?」クロノ
「さようなら!皆さん……」
僕はそう叫び、そして気がつけ
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