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ロックマンX1st魔法少女と蒼き英雄
最終話「勝利/VICTORY」
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してやるぅ!!」
ライドアーマーで彼女へ突進してくるが、プレシアは結界で動きを止めるも、
「無駄だ!このライドアーマーは貴様ら魔導士の力を吸収できる!!」
「!?」
結界を破り、ライドアーマーの巨大な手がプレシアを鷲掴んだ。
「死ねぇ!魔女プレシア・テスタロッサ!!」
「この老いぼれがぁ……!」
すると、ワイリーの駆るライドアーマーへZXバスターが貫通し、ライドアーマーは破壊され、ワイリーも吹き飛ばされてしまった。
「なにっ……!?」
ワイリーから逃れたプレシアはタケルの方へ視線を向ける。そんな彼女にタケルは叫んだ。
「世界は、いつだって過ちや悲しいことが起こる事ばかりかもしれない!でも、僕だって、他の人たちだって皆悲しい思い抱えているんだ!きっと、辛かったのは自分だけじゃない!!今の運命を受け入れて未来へ歩み続けるか、それとも過去にすがりついたまま、未来から、この世界から目をそらすかはその人の自由だ!けど……だけど!自分の悲しみで周りのみんなを不幸にする権利は、あなたにも、他の皆にもない!!」
「……!?」
すると、プレシアの前にフェイトとアルフが舞い降りて来た。
「母さん……」
「何しに来たの?消えなさい……もうあなたに用は無いわ?」
「……あなたに言いたい事があってきました」
そして、フェイトは話を続ける。
「私は、私は……アリシア・テスタロッサではありません。あなたが作ったただの人形なのかもしれません、でも私フェイト・テスタロッサはあなたに生み出されて、あなたに育ててもらった娘です。
「だから……?今更あなたを娘に思えって言うの?」
そう笑いながらプレシアが言うが、
「あなたが、それを望むなら」
「……?」
だが一瞬、プレシアの嘲笑は止まった。
「あなたがそれを望んでくれるなら、私はどんなことからもあなたを守りたい……あなたが受け入れてくれるのなら、あなたは私の母さんだから……!」
そしてフェイトはプレシアへ手を差し伸べた。しかし、
「くだらないわ……!」
「!?」
しかし、プレシアは最後までフェイトを認めず、杖を地に付きだしてジュエルシードを起動させた。時の庭園はそれに耐え切れず、崩壊を始める。
「さぁ、行きましょう?アリシア、二人で失われた楽園アルハザードへ……」
プレシアはアリシアの試験管にすがりより、そして時空間へと落ちて行った……
「母さん……!」
最後まで自分を拒んだ母の最期を目にフェイトは涙して叫ぶのだった。

アースラへ帰還後、僕ら出撃した全員は無事に帰ってくることが出来た。けど、一番怪我をしたのは僕だったらしい。傷だらけのアーマーを目になのはが泣きながら僕へと駈け寄って来たのだ。
「タケル君!大丈夫!?酷い怪我……」
「だ、大丈夫だよ……その、僕はちゃんと生きて
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