最終話「勝利/VICTORY」
[2/11]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
を落ち着かし、あの時の道場での感覚を思い出す。
「……」
「フンッ……いい覚悟だ!」
そしてシグマはセイバーを片手にタケルへと襲いかかった。タケルは道場で習った美由紀と恭也、そして士朗の姿を思い出した。
(心を落ち着かし、気配を殺す、己を消し、敵の気配を悟れ……!)
そして、次の瞬間。タケルは目を開き、シグマの振り下ろすセイバーを交わして、彼の背後へと回りこんだ。そして、
「そこだぁ!」
「ぬおぉ!?」
シグマの腰から腹部をZXセイバーが貫通していた。
「ぬぐぅ……何故、何故かわせた!?」
「……心眼だ」
「……シンガン?そうか……心の目で私の姿を捉えたのか……」
シグマは敗れたことを認め、タケルへ言い残す。
「ロックマンゼクスよ……見事だぁ……!」
シグマは倒れ、タケルはギリギリの勝利を得た。
「た、倒した!やった、勝ったぞ!?」
『よくやったタケル!さぁ、残るは』モデルX
『ドクター・ワイリーとプレシア・テスタロッサだけだ……』モデルZ
「うん、休んでいる暇は無いんだ!急ごう!!」
しかし、そこで展開が急変し、それを即モデル]が知らせた。モデルXのレーダーがワイリーを捉えたのだが、
『タケル!ワイリーがこの部屋を抜けてプレシアの元へ向かっている!?』
「何だって!?」
『ここから最短ルートを表示する。急ぐのだ!』
モデルZからこのエリアからプレシアの部屋までの最短ルートを表示され、タケルはこの場から抜け出た。
「……!!」
タケルアはプレシアの元へ向かい走り出す。
*
岩と次元の海に囲まれる不気味な空間にアリシアの試験管とプレシアが居た、なのはに動力炉を破壊され、それに気づくプレシアは辺りを見回した。すると、そこには魔法陣の上に立つリンディ提督が居た。
「プレシア・テスタロッサ!終わりですよ?次元震は私が抑えています。駆動力も封印、あなたの元に執務官が向かっています!忘れられし世界アルハザードなど、存在するかどうかあいまいな伝説です!」
「違うわ……!アルハザードは次元の狭間にある!時間と空間が砕かれたとき、滑落するそこには、道が必ずある!」
「随分と部の悪い賭けだわ……あなたはいったい何をするつもりなの?失った時間、犯した過ちを取り戻すとでも言うの?」
「……そう、私は取り戻す!アリシアと失った過去と全てを!!そんなつもりじゃなかった世界のすべてを……!!」
しかし、突如プレシアの付近で爆発が起こった。
「!?」
プレシアが振り向くと、そこにはアーマーで身を包み、ライドアーマーへ乗り込んだワイリーの姿が見えた。
「プレシアぁ……!よくもわしの計画をぉ!?」
「ワイリー……!?」
「許さん!キサマも、管理局共も、ハンター共も!こうなったらジュエルシードを奪い、その力で全異世界を支配
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ