第十一話「タケル対ゼロ/XvsZERO」
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フェイトちゃんを見ればとてもね?」
「……」
「ゼロくんは死んじゃダメだよ?こうしてフェイトちゃんが君を大切な人だと思ってくれているし、君はフェイトちゃんのために生きなければいけないよ?」
「タケル……」
「僕の方に掴まって?」
僕はゼロ君を担いでアースラからの連絡を待ったが、突如上空が気味悪く曇りだし、こちらへ向け稲妻が降り注いだ。その稲妻は弱っているフェイトに直撃し、彼女のバルディッシュから彼女の集めたジュエルシード全てが取り出されてしまった。
「フェイト!?」
ゼロが彼女を抱えるが、フェイトは目を閉ざして意識を失っていた。
上空の曇天、これはプレシアが現れたのだ。アースラでは時の庭園への座標データを割り出し、移転を結構した。
「座標を確認、いつでも行けるよ!?」
エイミィの言葉にリンディ提督は時の庭園への突入を命じる。
「これより武装局員出動!任務内容はイレギュラーハンター二名の指揮の下突入し、プレシア・タスタロッサとドクター・ワイリーを拘束」
「いよいよですね……」
「ああ、腕が鳴るぜ!」
バッファリオとホーネックの指揮の下、武装局員たちは時の底辺へと転送された。
*
そして時の庭園ではプレシアは吐血を起こしながらなのはとフェイトの映像を目にしていた。
「……体がもうもたない。それにこの場所もつかまれてしまった。フェイト、やっぱりあなたはダメな子ね……!」
そしてワイリーもゼロに対して怒りを覚えていた。
「ぬぅ……!ゼロ、あの役立たずの人形がぁ!奴がしくじったせいでこの場がバレてしまったわい……シグマ!VAVA!侵入者を始末せよ!?」
「仰せのままに……」
「へっ!腕が鳴るぜ?」
そして、時の庭園へ転送されたイレギュラーハンターを敷に置く局員たちは二人の指示のもと行動をとる。第一小隊はホーネックが、後からくる第二部隊はバッファリオが指揮を取る。
「各員抜かるんじゃねぇぞ?」
「油断は禁物です!」
「「はっ!」」
プレシアのもとへ進む彼らは長い通路を走り、彼女のもとへ押しかけてきた。
「イレギュラーハンターと時空管理局だ!シンミョウにしやがれぇ!!」
ホーネックはやりをプレシアへ向けるが、プレシアは余裕の笑みで椅子に腰掛けくつろいでいる。ホーネックと角印はプレシアを囲む。
そして第二小隊はバッファリオとともに別の部屋を調べていた柱に蔦が巻伝うやけに古びた空間であるが、その前には巨大な試験管が設置されており中に小さな少女が眠っている。
「……ッ!?」
アースラにてフェイトはその映像を目に目を丸くする、試験管には自分にソックリな人物が眠っているのだ。いや、もうひとりの自分である。
「ぐあぁ!」
その試験管を見せられ、試験管へ近寄る局員の前にプレシアが立ちはだかり、局員をなぎ払う。
「キサマ
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