第十一話「タケル対ゼロ/XvsZERO」
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二人も、
「パワーアップパーツを装備しているのか……?」
ぜろがそう呟くのは無理がない。前回のジュエルシード六つの暴走時には彼の姿はゆっくり見れなかったが、今見ると、彼には四つのパーツが装着されていた。前回もお馴染みのフットパースに加え、ダメージを半減するボディーパーツ、頭上からの攻撃を防ぐヘッドパーツ、そしてチャージショットの威力を二倍に増すアームパーツ。
「フン……面白い、ROCKMANの力…俺に見せてみろ!」
ゼロはセイバーを握ると、セイバーは炎に包まれ、タケルの上空へと飛び上がった。
「龍炎刃ッ!」
炎に包まれたセイバーをタケルへと振り下ろすが、それをタケルはバックダッシュでかわし、二倍のチャージショットを放つ。この距離ではチャージを避けることはできない。
「……ッ!」
ゼロはそのバスターをセイバーで弾こうとするが、二倍の力を誇るバスターに力負けし、体が押されてしまった。
「ぱ、パワーが違いすぎる……?」
「行っけぇ!」
チャージショット続けて何発を放ち、それをゼロは少々焦りながらかわし続ける。
「射撃は正確以上だ……だが!」
だが、タケルにはバスターという武装しか搭載されていない。こちらは環境に応じたスキル技を会得している。
「氷烈斬ッ!」
彼は再びあの技を使い、上空から降り注ぐ鋭い氷山がタケルを襲うが、しかし!
「……!」
タケルはバスターの銃口を氷山へ向けてこう叫ぶ。
「ファイアーウェーブ!」
なんと、バスターから火炎が放射し、自分い向け落下する氷山を溶かしたのだ。
「なに……!?」
説明が遅れたが、ファーストアーマーにはゼロ同様に様々な戦況に応じて豊富な武装が搭載されている。
「くらえ!ストームトルネード!」
次はバスターから竜巻状のショットが放たれる。
「重波斬ッ!」
ゼロはその竜巻に思い振りで弾き返したのである。
「くぅ……!」
再びバスターを向けるエックス、しかし彼の間合いにゼロが飛び込んできた。
「疾風牙ッ!」
そして、低姿勢から滑り込むようにセイバーで切りつける。
「……!?」
タケルはそれをモロにくらい、ダメージを負ってしまうがボディーパーツによってダメージは半減で収まった。
「ホーミングトービード!」
再びタケルのバスターから特殊武器二発のミサイルが撃たれた。弾速はバスターより劣る。
「……そんな攻撃!」
それを余裕でかわすが、かわされたミサイルがゼロの背後へ追尾し、背に直撃した。ホーミングトービード、それは追尾機能を搭載したホーミングミサイルである。
「誘導弾?やるな……!」
しかし、ここで引くわけには行かない!ゼロは叫ぶ、
「飛景刃ッ!」
セイバーから光の矢を放つ。高速に放たれる矢を避けるまもなくあえなくそれを数本タケルのアーマーに突き刺さってしま
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