暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン 守り抜く双・大剣士
第4話 =ボスバトル!!=
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の疑心に切り替わった。
キバオウの近くにいたプレイヤーはキリトと俺を指差しβテスターだと言い放った。
俺はβテストにも気づかずに製品版からの始まりだったんですけどね…とはいえない…
その言葉によりプレイヤーの仲間割れがいま、起きようとしていた…

どうする…この状況は初心者でもヤバイってことぐらいはわかるぞ!
2層からのボス攻略の連携が…結束しなきゃこの先はほとんど危なすぎるだろ!!

「アハハハハハハ!」

そんな事を考えているとキリトが突然高笑いした。

「元βテスターだって?俺をあんな初心者連中と一緒にしないでくれよ…
SAOβテスト開始時は誰もやり方を知らない初心者ばかりだ。あんたらのほうがまだましさ。
だが俺はβテスト期間中、誰も到達していない層まで上った。
俺が刀スキルを知っていたのは上のそうで散々戦ったからだ!」

キリトは話しながらキバオウの前に立つ。

「ほかにもまだまだ知っているぜ…情報屋なんか問題にならないくらいな」

「な、なんやそれ…チートや…チートやないか!」

周りからキリトに対する非難の言葉が飛び交う。
その中にチーターとβテスターをあわせて【ビーター】という言葉が出てきた。

「ビーター…いい呼び名だな…」

そういいながらメニューを操作するキリト。

「これからは元テスターごときと一緒にしないでくれ」

そして言い終わると同時におそらく先ほどもらったであろう防具を身に纏う。
それは漆黒のコートだった。
キリトはキバオウを見下すように見て2層へとつながる扉へと行ってしまった。
それを追ってアスナも行ってしまう…
俺もキリトと話がしたいから急いで追いつこう…

「待って」

扉前の階段でアスナの声が響く。
そのおかげで俺もキリトに追いついた。

「あなた、戦闘中にあたしの名前呼んだでしょ」

「ごめん。呼び捨てにして…それとも読み方違った…?」

…謝るところそこかよ…
名前を知る手段をどうやら聞いてるみたいだった。

「キ…リト…キリト…それがあなたの名前?」

「あぁ…」

「そしてあなたは…リク…ヤ…リクヤ…」

「その読み方で間違いないよ」

「なんだ…こんなとこにずっと書いてあったのね」

いきなり少し笑い出しそんな事を言った。

「君たちは強くなる…もしいつか誰か信頼できる人たちにギルドに誘われたら断るな。
ソロプレイには絶対的に限界があるからな…」

キリトはそういうがそれはビーターだろうと同じはずだ…

「キリト…お前まさか…すべてのβテスターに向けられる疑心を全部抱え込むつもりじゃないだろうな…」

俺の言葉にキリトは無視しパーティを解散してしまった。
そして扉を開き単身
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