第4話 =ボスバトル!!=
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…長くは…持た…ねぇ!」
ロードはそのまま3人とも攻撃しようと力を入れ続けている。
それに対し俺は耐えているものの自身のHPが少しずつ、そして武器の耐久値も減っていっている。
「何故1人で…」
そういいキリトは回復結晶を取り出し使用しようとするがそれを拒むディアベル。
「お前もβテスターなら…わかるだろ…」
キリトはその言葉を聴き核心にいたった。
ラストアタックボーナス―ボスに止めを刺したものがもらえるレアアイテム―。
「頼む…ボスを…倒してくれ…みんなの…ために…」
「そん、なこ…とはいいか…ら、さっさと…回復しやが…れ!!」
こっちだってそろそろ耐え切れねぇんだよ!
内心そう思うももう間に合わないと首を振った。
そういいディアベルはポリゴンとなり散っていった。
そしてその瞬間、俺の大剣が折れ同じように散っていった。
剣がなくなった衝撃の隙ができ、俺は動けなかった。
「…リクヤァ!!」
キリトのとっさの判断で俺は腕を引っ張られノダチの攻撃を受けずにすんだ。
そしてキリトは何かを決心したのかキバオウたちが対峙しているロードを見た。
「私も」
フードがキリトの横に立ち名乗りを上げた。
俺も行くしかないな…
さっきみたいな守ろうとした人が死ぬなんてもう嫌だから…
そう思い俺はドロップしたはいいもののまったく使っていない武器―居合刀―を取り出した。
「俺もだ」
「でもお前…さっき武器が…」
キリトの心配にも俺は取り出した居合刀を見せた。
そして3人でうなずきあい、一気に駆けはじめた。
「…はセンチネルと同じだ」
「わかった」
「え?なんだって?」
フードはうまく聞き取れたらしいが俺は何がなんだかわからなかった…
スキルあげておくべきだったな…
そんな心配をよそにロードはソードスキルを発動させる。
「うおぉぉぉぉ!!」
同じくキリトもソードスキルを発動させ相殺した。
「スイッチ!!」
フードがキリトのスイッチに反応し踏み込む。
「っ!?アスナ!!」
が、相手の反応が早く攻撃を繰り出してきた。
それもフードはギリギリでよけるがそのフードは耐久を失い消えてしまった。
そしてそこから現れたのはオレンジのロングヘアの女性だった。
「せあぁぁぁ!!」
すさまじい突きで相手の隙を突き吹き飛ばす。
だがまだまだ終わらない。
「スイッチ!」
その言葉に俺は反応し一気に詰め寄る。
大剣で自由に動き回れるためにあげておいたパラメータのおかげで
普通の剣士よりも数倍は早く相手に追いつく。
「虎牙ぁ!!破斬!!」
俺は虎が噛み付く牙のように斬り上げ斬り下ろした。
ロード
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