魔法先生ネギま!
0469話
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た。周囲にはレモン、コーネリア、マリュー。そして当然の如くあやか、千鶴、円、美砂が。ホワイトスターの魔法担当としてエヴァにお付きの茶々丸。その他にも色々なメンバーが集まっている。そう、あれから数日後には元の世界の座標を何とか特定していよいよ今日転移する事になったのだ。当然、いざという時の為に俺の空間倉庫にはグロウセイヴァーやトリニティゲイン、ASRS装備のソルプレッサ、向こうの世界では広く普及しているガーリオン・カスタム。そしてローズことミツコ・イスルギとの取引材料でもあるストライクダガー、ガン・ルゥ、各種マジックアイテムの類も空間倉庫に収納済みだ。そして……
「ほら、ぼーやから頼まれた物だ。全く、私を使いっ走りにするとはな」
不機嫌そうなエヴァから放り投げられたソレを受け取り、視線を移す。俺の手の中にあるのは鷲の両翼に天秤が付いているマジックアイテム。そう、強力極まりないマジックアイテムでもある鵬法璽だ。
実は昨夜、ミツコ・イスルギと取引に関して悩んでいた所でふとこの鵬法璽の存在を思い出したのだ。そもそも人との約束と利益のどちらを取るかの選択があった場合、躊躇無く利益を取るのがローズだ。つまり短期的なギブ&テイクならまだしも、長期的な約束に関してはあまり信用出来ない。その為にこれを使わせて貰おうと思い、急いでネギへと携帯で連絡をしてエヴァに持ってきてもらったのだ。これがOGsの世界で使えるかどうかは微妙な所だが、ホワイトスターやSEED世界でもマジックアイテムは使用可能だったので魔力の消費量に関して考えなければ使えるんじゃないかと思っている。
「悪いな」
「フンッ、お前がいないとこの長い人生詰まらなくなるからな。精々気を付ける事だ」
そう言い、他の者達とも言葉を交わしていよいよ時間となる。
「……アクセル、準備はいいわね?」
「ああ、やってくれ」
「気を付けて」
その言葉と共にレモンの唇が重ねられ、数秒程して離れていく。
「行くわよ。リュケイオス、起動……正常稼働確認。転移先座標固定完了。転移フィールド生成開始、転移フィールド生成完了。……転移!」
レモンのその言葉と共に転移フィールドが生成され、次の瞬間には俺の姿はホワイトスターから消えていた。
目の前に映るのは一面の森。どうやら何処ぞの森の奥深くに転移してきたらしい。
周囲に誰もいない場所に転移出来たのは不幸中の幸いと言うべきか……一応このOGsの世界では転移反応を検知出来たりするのだが、それはあくまでも直接その場にいた時に限った筈だ。なら俺が転移した反応に関しても見つかりはしないだろうが……
「どのみち、森の奥深くなんだからイスルギ重工に連絡を取る……」
轟っ!
「……何だ?」
俺
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