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ドリトル先生の来日
第二幕 日本という国をその十一
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のお楽しみだよ、それでもね」
「それでも?」
「絶対に悪いことにはならないよ」
 日本に来ればというのです。
「一昨日のすき焼きもあるしね」
「あれは凄く美味しいね」
「他にも美味しいものが一杯あるから」
「そのことも楽しみにしているよ」
「景色も綺麗で四季があって皆明るくてね」
「あれっ、日本人はもの静かで謙虚と聞いているけれど」
 先生がこれまで会った日本人もです、そうした人達だったので王子に明るいと言われても何か違うと思ったのです。
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