暁 〜小説投稿サイト〜
緋弾のアリアGS  Genius Scientist
イ・ウー編
武偵殺し
6弾 平賀文
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ほごほッ!な、何でその話を……?」

「何でって言われても、あややは単に、お昼に理子ちゃんが色々なところで「A組のミーくんとアリアの熱愛発覚!」とか「ミーくんはアリアと付き合ってる!ミーくんは実はロリコンだった!?」とか言いふらしてるのを聞いたからなのだ」

「OK。だいたいの事情はわかった……」

 なんつーことしてくれてんだよ理子(バカ)。明日学校に着いたらきっちりお仕置きしなくては。

「それでそれで!?結局のところ、どうなのだ!?」

「どうなのだ、って何が?」

「ミズキ君と神崎さんの関係なのだ!本当に二人は付き合ってるのだ!?」

 うっわー。目が超きらっきらしてるよこの娘。どんだけ期待してんだ。別に何もないってのに。

「別にそんなんじゃない。理子(バカ)が勝手に騒いでるだけだ」

「そうなのだ?残念なのだ……」

 おい、やめてくれ。そんなしょんぼりした顔するなよ。なんか俺が悪いことしたみたいだろうが。

「と、とにかく、俺はもう寝る。なんか手伝う事とか用事があったら呼んでくれ。なんでも手伝うから」

 部屋に設置されているベッドの上に寝転がり、寝る準備をする。

「分かったのだ!ミズキ君、おやすみなさいなのだ!」

「おやすみ、文」

 文に挨拶し、まぶたを閉じると、すぐに眠気がやってきた。

(今日は一日、色々あって疲れたからな……)
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