暁 〜小説投稿サイト〜
ポケットモンスターズファンタジー〜導かれし者達の軌跡〜
Collaboration-story
絆と真実の英雄 Third-story
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「・・・・・・くぅーーー・・・ふぅ、よく眠れたわね。 さてと、目覚めて頭がスッキリしてる間に資料をまとめちゃいましょっと」
 ベットから跳ね起きると早速鞄の中から昨日図書館で書いていた資料を取り出し、ローテーブルに広げて真新しい紙にまとめ上げ始める。因みに書いてる文字は足型文字ではなく日本語で、しかも漢字も所々使われており、そして驚くほど字が綺麗で、シャープペンシルと消しゴムの使い方も心得ているではないか。あと、書くのもある程度早い。
 ちなみに現在時刻は日の出と丁度の6時を回る少し前である。太陽ポケモンであるエーフィーは朝はとても早く、日が上り少し前か、上るあたりに起きることが多い早起きの子なのである。
「えっとー・・・うん、成る程ね。ウォルタくんがコッチをまとめてくれてて助かったわ。それにしても凄いわねコッチの諸島の科学力・・・元の世界よりも遥かに進んでるのね」
 うんうんっと首を縦に振りながら紙の上をペンが滑って行くごとに、ウォルタがまとめたものを更に簡潔に仕上げ、重要だと思う場所はアンダーラインを引いたりしてまとめる。一時間もすると、最初はA4用紙が20枚くらいだったのが五枚くらいに圧縮され、見やすくもなっていた。
「うぅーんー・・・ふぅ、コレで地理情報と歴史と、この諸島の異常を書き纏め完了ね。 あとは諸島の異常をどう対処しようかしらね・・・」
「その辺は全ギルドが全力で当たってる。あと、扉が微妙に空いてたから聞こえてたぞ・・・」
「えっ・・・さっきちょっと外の空気吸うために外に出た時、ちゃんとしまってなかったのね・・・あっ、アグアさんおはようございます。 あの、ギルド全体が調べてるって本当ですか?」
「ああ。諸島全てのギルドで調べてるが、活発に調べてるのはここのギルドと、ここから西に行ったエルドタウンだけだけどな。 それと、敬語はちょっとやめてくれないか?俺は敬語で話されるのが苦手でな」
「・・・分かったわ。敬語じゃ確かに硬くなるし、仲間同士関係が築きにくくて・・・だから私も好まないの。 じゃあ、改めてアグアさん宜しくよ」
「そ、そこは変わらないんだな・・・別にさん付けでも悪いってことはないが。 んで、何の話だったっけか?・・・あぁ、そうだったな。ともかく今調べてるのはごく少数のみだから、情報が足りないってレベルじゃない。そこで、何処かの地方で考古学者って名乗ってる人達が居るって小耳に挟んだシュエリが・・・」
「私達当てに依頼書を送ってきたわけね」
 アグアが言おうとした先をシルクが相打ちを打つように答えた。ちなみにこの依頼書が届いて見たとき、いたずらじゃないか迷っていてすぐに行動出来なかった。理由として、宛先が 考古学者の2人様へ で、依頼書の送り出し人の名前も封を切って中を読むまで分からなかった。そして最後まで読んだ後に
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