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やおよろずっ!!
過去の清算編
人形狂(ひとがた くるい)
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なおめぇ、御冥福をお祈りするわ……」

「な、何言ってんだよ!!」

「俺がこの事態を予測しないで首突っ込むとでも思ったか……?」

「ッ!?」
男は戸惑うがもう時は既に遅し、
俺は猛スピードで男に急接近していた。
「ギャハハハハァ!! おまえも悪人を演じるならよォ、もっとせこい手ぐらい使ってきやがれェ!!」

「ぶるふぁ!!」
男の顔面に鉄拳をお見舞いする。前の戦いで殴り方を知ったからうまく殴れたと思う。
俺は特別腕力は強いわけではない。むしろ一般の人間より弱いまである。しかし、どんなに腕の力のないものだって、障害レベルじゃない限り本気で殴られれば痛い。その上俺は何か硬いもので作られている。ウールでもなければ金属でもない。不思議なもので。
(少し、やり過ぎたか……?)
女のほうを見ると怖がっているような、それでも何か安心しているような顔をしていた。
(まぁいいか、)
そう思ってこの場から去ろうとした。
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