魔法先生ネギま!
0468話
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たけど、君が行く必要があるのかい? 正直、君にここで抜けられるのは結構な痛手なんだけど」
溜息を吐きながらそう言ってくるフェイトに、ウズミと同じ説明を繰り返す。
「なるほど。すぐに戻ってこれる当てがあるというのなら構わんと思うんじゃが、どうじゃろう?」
「そうだね。ただ、この世界とホワイトスター、SEED世界。この3つは君というある種の象徴がいるからこそ纏まっているようなものなんだ。その辺を忘れないでいてくれるのなら僕も構わないよ」
「私としては組織のトップであるアクセルが決めた事に文句を言うつもりはない。いきなりの事だったから多少は戸惑ったが」
こうして3人からの了承を受け、ネギま世界側からの理解も得られたのだった。
その後、30分程雑談をしてから解散し、家の外へと出た俺は最後に残っていたやっておくべき事を済ませるべく空間倉庫から4枚のパクティオーカードを取り出す。
『念話』
これに関しては俺の魔法ではなく、カードの機能なので学園結界があっても普通に使えるのが助かる。
『あら? アクセル君ですの?』
『あらあら、どうしたのかしら?』
『え? アクセル君!? ちょっ、桜子やめなさいって!』
『あははは。まさに噂をすれば何とやらだねー』
あやか、千鶴、円、美砂のそれぞれの声が聞こえて来る。そして円は一体どんな目に遭っているのやら。
「……さて、4人とも久しぶりだな。今からちょっと時間を作れるか?」
『勿論ですわ! アクセル君の為なら幾らでも時間を作ります!』
『ちょっとあやか。あなたは確か、政府の方とブルーマーズ計画についての相談をしてるんじゃなかったかしら? 私は研究所の方にいるけど』
なるほど、この2人は着々とブルーマーズ計画を進めて行ってるのか。
『私達はあまり問題ないかな。今日は部活も無いし後はフリーだよ。敢えてやる事と言ったら、円をからかうくらい?』
『ちょっと美砂!』
こっちの2人は相変わらず、と。
「あやかと千鶴、今日の夜……そうだな、午後7時くらいに時間は取れるか? もちろん円と美砂もだが」
『え? ええ、会談に付いては夕方前には終わると思うので私は問題ありませんが』
『私の方も大丈夫よ。後は研究所から戻るだけだし』
「じゃあ、そのくらいの時間に集合して久しぶりに皆で食事でもするか」
『場所はどうするの? やっぱり超包子?』
「その予定だ。他に何処かいい場所があればそこでもいいが」
円の念話へとそう返す。
『うーん、でもアクセル君って麻帆良の中だと結界があるんでしょ? あ、そうだ。行ってみたいお店があるからそこにしようよ。雑誌で紹介されてたお好み焼き屋さん。凄く美味しいらしいよ』
『あら、それは楽しみですわね。お好み
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