魔法先生ネギま!
0468話
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早ければ数日で遅ければ数週間と言ってるのはそれが原因だよ。それに向こうでゲートシステムを展開してしまえばすぐにでもこちらの世界には戻ってこれるんだ。そう心配する程の事でもない」
その後の説明で何とか納得したのか、あまり進んででは無いがそれでも俺がOGsの世界に行くのを納得してくれたのだった。
「では俺との連絡が取れなくなったら、向こうの世界に戻ったと思ってくれ。……まぁ、レモンがこっちにいる以上はシャドウミラーがどうこうなる訳じゃないんだがな」
俺がリーダーってのは既に名目上のものになってるよな。色々な世界に転移しているせいで実質的なシャドウミラーのリーダーはレモンになっているような気がする。いやまぁ、俺としてはレモンがシャドウミラーの正式なリーダーになってもいいとは思うんだが……本人がどうしても嫌がるから俺がリーダーになってる訳で。
「了解した。くれぐれも気をつけて行動してくれ。向こうの世界から戻ったアクセル君と会えるのを楽しみにしている」
ウズミと軽く握手を交わしてから影のゲートを使用してゲートまで移動し――SPを半分以上持って行かれた――ホワイトスターを経由してネギま世界へと転移した。するといつものように学園結界で能力を押さえ込まれる感覚に眉を顰める。
ゲートを内包するようにして作られている建物は既に完成しており、そのまま外へと出るとエヴァの住んでいるログハウスを大きくしたような感じに仕上がっていた。
「アクセル君、今日の用事は?」
ログハウスの前に佇んでいた俺を見つけたのか、瀬流彦が中から出て来る。
「学園長にちょっとな。それよりもようやく女子寮に間借りしないで済むようになったのか」
「あははは。いやぁ、そろそろ生徒達の目が痛くなってきてたから……凄く助かったよ」
苦笑を浮かべつつも、しみじみと呟く瀬流彦。……余程苦労してたんだろうな。
「それよりも学園長に用事だったよね。ちょっと待ってて」
懐から携帯を取り出してどこかへと連絡を取る瀬流彦。いやまぁ、学園長なんだろうが。
「うん、アポ取れたよ。幸い今はあのエザリアさんと会談しているみたいだからSEED世界、だっけ? あそこのオーブの人達と交渉をした場所に来て欲しいって」
あぁ、なるほど。既に俺の転移についてエザリアから聞いてるのか? 好都合と言えば好都合だな。
「分かった。……そう言えば、ブルーマーズ計画に関して魔法世界の方でどんな具合になっているか聞いてるか?」
「うーん、基本的にはどこも賛成ムードだよ。何しろ自分達の住んでいる世界の命運が掛かってるからね。ただ……」
どこか口籠もる瀬流彦を見ながら、何となく予想が付いた。
「MMか」
「あー。うん。ほら、この麻帆良って簡単に言
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