暁 〜小説投稿サイト〜
ちょっと違うZEROの使い魔の世界で貴族?生活します
本編
第26話 問題ばっかり!!ホントどうしよう?
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…。そうなると初期の輸送はガリア経由か。街道作らないと、税金と称して相当な金額を……。って、貰ってもいない土地の事なんか如何でも……ッ!? いや、上手く立ち回れば貰える。それなら……)

「父上!! 部屋から物を取って来ます」

「待て、ギルバート。今は……」

 私は父上達の制止を振り切り、自分の部屋へ戻ります。厳重にしまっておいた大きな箱を取り出し、抱えると父上達の元へ戻ります。私に注意しようとする父上と母上を無視して、私は箱の中身を全員に見せました。

「これを売り払えば、当面の資金はなんとかなると思います」

「何を言っているの? こんなガラス玉で、お金になる訳ないじゃ……」

 母上が怒り口を開きましたが、言い切る前に私が口を開きます。

「ダイヤモンドです。私が《錬金》で作りました」

「へっ?」「嘘?」「馬鹿な!」「冗談?」

 母上、ディーネ、父上、アナスタシアの順で、面白い声と顔を披露してくれました。

「父上。母上。ディティクト・マジック《探知》を使ってください」

 父上と母上が《探知》を使うと、父上が頭を抱え母上はグッタリと椅子に座り込んでしまいました。父上の口から、絞り出すような一言が出ます。

「……本物だ。なんと非常識な」

 箱の中には、大人の握り拳大のダイヤが二つ在りました。カットが分からないので、形こそ球状ですが。売れば天文学的な値段になるでしょう。

「本来なら、絶対に表に出したくないのですが緊急時です。仕方ありません。お金を借りられれば、一番良いのですが……てっ、待てよ。これを質にする事により、低い利子でしかも内密にお金借りられませんか?」

「可能だろう。しかし、これだけの品となるとトリステイン王国関係では、ヴァリエール公爵かクルデンホルフ大公くらいだぞ。その条件では、王家は除外せねばならぬし」

 私の質問に、父上がかろうじて答えてくれました。流石に父上です。金額的には王家も出せるのですが、王家のお金は半公金となるので内密となると無理があります。下手をすると“王家はドリュアス家を特別扱いしている”と、醜聞が出て来かねません。

「父上はそれぞれの家から、これを質にして資金を絞り出してください。当面の資金はこれで解決ですが、問題はこれからの収入です。そして同時に、土地の問題も解決します」

 私は王国から森に寸断された王領を指さし、言葉を続けます。

「どうにかしてこの領を国王より賜り、マギ知識による新しい海水塩の製塩を行います。マギの世界から換算すると、4アルパンで1日に平均2万リーブルの塩を生産出来ます。最もハルケギニアでは、多少効率が落ちると思いますが……」

 父上達がポカンとしていますが続けます。

「この領を手に入れる方法
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