どんなに凄くても燃費が悪くては
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ない
だが、コレだけは言える
「彼奴は逃げている
お前に否定される事に脅えている」
「姉様が私に?」
普段はチャラチャラしたビッチだが
それでもちゃんとした芯はある女だ黒歌は
だけど真面目に向き合わない所がある
「どうすれば良いんでしょうか……」
「知るか」
俺に決定権は無いんだ
許すのも謝るのも小猫と黒歌次第
互いに相手と向き合おうとしないお前等が悪い
カテレアside
「…」
「なんだ?」
XANXUSの部屋で暫くは泊まれるとはしゃいでいましたが
ふと、思った…XANXUSは人間だ、私は悪魔、実年齢差は激しいが
それでも後5000年以上は私は生きれる。だけど、XANXUSは…
「XANXUS
貴方は私の事が好きですか?
私は貴方の事が異性として好きです
もし私の事が好きだと言うのならば貴方に頼みたい事が有ります」
私はアタッシュケースを取り出して白いチェスの駒を出した
コレはヴァリアーが作った悪魔の駒、通常の悪魔の駒と違い
神格持ち以外なら誰でもなる事が出来る駒で寿命を不老長寿にする
闘戦勝仏が口にしたと言われる桃と同じぐらいの寿命を手に入れれる駒
「私と貴方は差が有りすぎます
お願いします、私は貴方なくしては生きられません」
貴方が私に道を教えてくれた
サーゼクス達に勝てたのも貴方が知恵を与えたから
「…」
無言のXANXUS
ふ、フフ、やっぱりそうですか
ヴァリアーリングの他に与えられたAランクのリングは…
「…だ」
「え…」
XANXUSから聞いたことのない男の名前を聞いた
いったい誰の名前ですか?
「俺の本当の名だ
XANXUSは親に捨てられてから名乗りだした」
XANXUSの本当の名前
「その、だ
俺はさ、結構辛いんだよ
この見た目でお前等のボスをしなくちゃいけないだろ?
だからさ、こういったえらそうな口調で暴言を吐くようにな」
今まで聞いたこともない喋り方のXANXUS
コレがXANXUSの素
「私に素で喋ったと言う事は」
XANXUSは白い王の駒を持った
「俺は一人だ
帰る場所が無い人間だ
カテレア、お前は俺の帰る場所に守るべき者になってくれるか?」
女王の駒を私の手に置くXANXUS…
「コレが答えです」
私はもう一つのAランクのリングを返した
「そう…か」
悲しそうな顔をするXANXUS
「なにを勘違いしているのですか?
私の答えは貴方の妻になるですよ?
私には既にヴァリアーリングが有りますので」
それにコレはXANXUSの物
大空以外の死ぬ気の炎を使う時にコレの色違いを使用しているの
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