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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第200話】
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ールは?」

「私はまだ彼から報告を受けないといけない。 ……二十分程で向かうから、先に入ってなさい」

「……わかった」

「フフッ、良い子は好きよ……オータム」


 納得したのか、オータムはそのままバスルームへと向かった。

 部屋にはスコールと、男が一人――。


「……あまりあの子を怒らせないでほしいわね」

「あぎゃぎゃ。 ……あの手の直情型は弄りがいがあるんだよ、スコール?」

「……だとしても、もう少し自重してもらいたいわね」


 そう静かに呟き、一息吐くとスコールは男の前に膝をついた。

 その様子を見た彼も、そのまま立ち上がると――。


「……とりあえず、ドイツから試作機のペーパープランだったデータとAICのデータ、受け取ってきたぜ」

「そう。 ……手引きした相手側はどうしたのかしら?」

「さぁな。 ……今頃地中海の海底で泳いでるんじゃねぇか? ギャハハハハッ!」


 何が楽しいのか……スコールはそんな風に思いながらも下から見上げて……。


「……ともかく、後はエムがイギリスから帰ってくれば、いよいよ本格的な活動が始まるわよ」

「……あぎゃ、まあそれまでは夏休みという事で――そうだろ、スコール?」


 見上げたスコールを上から見下ろす男は、既にその欲望の塊が猛るように窮屈なに窮屈なに窮屈なズボンから自己主張していた。


「……フフッ、さっきあれほどしたのに、元気ね」


 熱っぽい視線を送り、そのままズボン越しに下腹部に触れると、いとおしそうに【ソレ】を撫で上げる。


「……あぎゃ、良いのかよ? ……オータム、待ってるんじゃねぇのか?」

「フフッ、二十分程で向かうって言ってあるから――まだ、十五分は余裕あるわよ……」


 そう見上げたまま、舌で自身の唇を舐める。

 その姿は、何処か淫靡な印象を与えた。


「……へっ、恋人のスコールが今からする事を見たら、あいつはどう思うかねぇ……」

「……フフッ、さあ……? どう思うかしら……?」


 互いにそう言い、共に不敵な笑みを浮かべるとスコールは男のズボンのチャックを下ろし、中から【ソレ】を取り出した……。

 まだ陽は高く、外は蝉の鳴き声が聞こえるなかでの情事だった――。

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