魔法先生ネギま!
0467話
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ートをどうするか、よね。ローズに知らせないようにするというのなら設置する場所が問題になるわ。それともいっそのことゲートは設置しないでトリニティゲインのアギュイエウスだけで行き来する? 時の指輪のおかげで時差に関してはもう殆ど気にしなくても良くなったんだし」
「うーん、確かに安全を第一に考えればそれがいいのかもしれないが……出来ればやっぱりゲートは設置しておきたいんだよな。特にトリニティゲインのアギュイエウスは新型機に移植する予定だから早い所アギュイエウス無しでも自由に行き来できるようにしたいというのもあるし」
「でもシャドウミラーは向こうの世界だと色々と恨まれているから、ちょっと安心出来る場所は無いわね」
レモンが悩み、俺もまた悩む。
コーネリアやマリューは俺達がOGsの世界でやって来た事を既に知っているだけにこちらもまた首を傾げている。
「あるいは、いっそ誰にも見つからないような無人島辺りにゲートを設置して認識阻害の魔法を使うというのもありかもしれないが……」
「でも、ネギま世界以外では基本的に魔力の消耗が激しいんでしょう? あっちの世界でも同様じゃないの?」
「そうなんだよな。けど、他にパッと思いつく手段が無い以上はそれがベストだと思う。移動に関してはグロウセイヴァー……あー、そうか。新型機にグロウセイヴァーの部品とかも必要なのか。なら、ソルプレッサ辺りにASRSを使ってくれればそれを足として使うとかどうだ?」
いっそ、グリを召喚して足代わりにしてもいいんだが……まず確実に騒ぎになるだろうしな。
そんな風に考えていると、ふとコーネリアが口を開く。
「ちょっと思いついたのだが……」
その言葉に、俺、レモン、マリューの視線が向けられる。
「先程話題に出ていたスレイとかいう人物は兄を大事に思っているのだろう?」
「ああ、それは確実だ」
「ならば、だ。向こうの世界に行った後にゲートを設置させる場所は、そのスレイとかいう者に探させればいいのではないか? 大事に思っている兄を救う為の唯一にして最後の手掛かり。それがある場所へと向かう為のゲートだ。当然誰にも見つからない場所を提供してくれる筈だ」
……なるほど。確かにそう言われればコーネリアの言葉にも説得力がある。確かにその手はありかもしれない。
「けど、そのスレイって子の性格は聞いている限りじゃ腹芸が出来るようなタイプじゃないみたいだけど……その、イスルギ重工に見つかる可能性もあるんじゃない?」
「それに関しては、結局何処にゲートを設置しても見つかる可能性はあるんじゃないか?」
マリューの疑問にそう返し、暫くが皆で悩む。
だが、そもそもOGs世界の事を知らないコーネリアにマリュー。研究一辺倒でシャドウミラー関係のコネクションしか
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