魔法先生ネギま!
0467話
[3/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
リオ・プレスティの名を出すと、さすがにレモンも驚きの表情を浮かべる。マリューとコーネリアは聞き覚えのない名前に首を傾げるだけだったが。
「フィリオ・プレスティってどういう人なの? レモンがそこまで驚くような人?」
「さっきからアクセルが散々話題に出しているリオンを開発した人ね。そしてテスラ・ドライブの小型化や改良をした人でもあるわ。……でも、基本的には平和利用する為の宇宙船を開発する為のプロジェクトTDの責任者でしょう? 私達に協力してくれるかしら?」
「だからこそだよ。フィリオは現在病気で、もう殆ど手遅れに近い筈だ。そしてイスルギ重工には現在フィリオの妹であるスレイがいる。兄思いの、半ばブラコンと化しているスレイにフィリオの病気をホワイトスターの施設で治療可能だと言えば……」
まず間違い無くこちらの要望を聞き届けてくれるだろう。ただ、治療を終えた後にフィリオがどう出るかが問題ではあるのだが。
「まぁ、俺としてはブルーマーズ計画で使う為のテスラ・ドライブを改良なり強化なりして貰えればそれでいいんだがな。後、出来れば俺の新型機のテスラ・ドライブの改良か。それさえやってくれれば後はあちらの世界に戻してやってもいいし。もちろん、その間に吸収出来る技術に関しては……」
「ええ、勿論」
取りあえずあちらの世界に行っての目標の1つは決定と。そこで話に一段落付いたところでレモンが口を開く。
「……で、アクセル。そろそろ肝心な事を話したいんだけど」
「肝心な事?」
「ええ。アクセルの目標がトロニウムにあるのは分かったし、私も応援するわ。でも、その肝心要のトロニウムがどこにあるのか分かってるの?」
「幾つかは、な。まずメテオ3から見つかったトロニウムは全部で6つと言われている。その中で現在行方が分かっているのは、まずはSRXチームのR-2パワードとR-GUN。そしてハガネで3つ。この3つに関してはさすがにちょっと手が出せないから置いておくとして、俺が狙っているのはヒュッケバインMk-VのタイプRとLに使われているどっちかだな」
これも結局はマオ社なんだが……ブラックホールエンジンにトロニウム。俺ってばもしかしてマオ社から指名手配されるんじゃないだろうか。
冗談交じりにそんな風に考えていると、ふとコーネリアが口を開く。
「なぁ、アクセル。今のだと全部で5つになるんだが、残り1つはどうしたんだ?」
「あー……それに関しては悪いが俺も知らない。恐らく誰かが隠し持ってるんじゃないかとは思うんだが」
何しろ俺の知識にあるのはOG外伝までであり、もしそれ以降にトロニウム最後の1つが出て来てたりしたら知る事が出来無いんだよな。
「なら取りあえず向こうに渡ったらローズと連絡を取って協力していく形にするとして……ゲ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ