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チートな転生者の奏でる『俺の転生物語』原作どこいった!?
『邂逅、説得、甦生』前編
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されましたか零様?』

『あぁ フェイトの母さんとのお話が終わったからちょっとフェイトと話しがしたいんだが今お前達はどこにいるんだ?』

今現在のフェイト達のいる場所を尋ねる。

『今私達はフェイトさんのお部屋にいます』

『そうか なら今からそっちに向かうよ』

『わかりました』

俺は念話を切り、

「どうやら他の皆はフェイトの部屋に集まっているようだ」

「わかったわ」

「さて 行きますか」

俺達は即座にフェイトの部屋へと向かい、

「とりあえずアンタとフェイトを二人っきりにするように話しをしてくる」

話し合いの場を整えるために話をしに行く。

「わかったわ……」

俺は部屋のドアをノックし、

「入ってもいいか?」

確認を取る。

「どうぞ」

ドアのロックが開き俺は中に入る。

「零! 話しは終わったの!?」

「あぁ 実はその事なんだがな」


俺はフェイトにプレシアが二人っきりで話したい事がある事を伝える、

「母さんが?」

「あぁ……」

「あの女がフェイトに何を話すつもりだい!!」

アルフが敵対心丸出しで俺に聞く。

無理も無いだろう……彼女からすればプレシアは自分の大切な主を傷つける敵にしか思えばないのだから。

「大丈夫 今のプレシアなら問題ないさ」

俺はアルフを宥めながら説得する。

「本当だろうね?」

「あぁ」

「アンタが言うならしょうがないから納得してやるよ」

どうやら嬉しい事に俺は彼女と信頼関係が結べているようだ。

「ありがとな」

「なのはも外に出るの?」

「あぁ 悪いけど外で俺と一緒に待っていようか」

「うぅ〜わかったの」

「良い子だ」

俺はなのはの頭を撫でてやる。

「うにゃあ〜」

猫のような声をあげながら気持ち良さそうにするなのは。

「とりあえず俺達は外に出るとしよう」

俺が先導してフェイト以外の全員を部屋から出し、

「プレシア……中でフェイトが待っている……」

「わかったわ……フェイト……入るわよ」

先ほどのような歪んだ顔ではなく憑き物が落ちたかのような顔をしたプレシアがフェイトの部屋に入る。


プレシア side

今私はあの子……零に言われフェイトの部屋に入ったんだけど、

「か……母さん……」

フェイトの顔はどこか怯えの混じった顔だった。

私がしてきた事のせいというのはわかってはいる……。

あぁ……初めて気づいた……いえ……気づかされた。

私はあの子に言われたようにフェイトにアリシアを重ねて見ていたのね。

私は本当に情けない母親ね。

「フェイ
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