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チートな転生者の奏でる『俺の転生物語』原作どこいった!?
『邂逅、説得、甦生』前編
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どうも黒帝 零です。

今日はみんなでフェイトの家に行く事になったのですが……、

「ハンカチもった?」

「あぁ! なのはのお菓子がないの!?」

「フェイト〜あたしのオヤツ知らない〜?」

自分のオヤツを探す二人。

「アルフ アナタのオヤツはテーブルの上でしょう」

それを指摘する千歳。

「あっ! あった あった!」

正直言おう……。

「遠足か!?」

俺はあまりの気の抜け具合についツッコンでしまう。

「零、どうしたの?」

「お兄ちゃんどうかしたの?」

いやアンタらね……。

「一応ここシリアスな場面なんだけど」

「?」

全員が一斉に首を傾げる。

「まぁ いいや 準備はあとどれくらいで出来る?」

「基本的な準備は終わっていますよ」

千歳が俺の質問に答えてくれる。

「そうか」

「あ〜 またあの女にあうのか〜」

ぶつくさと文句を言うアルフ、

「アルフ……あんまり母さんの事を悪く言わないで……」

それを諌めるフェイトを見て俺は思う。

たとえ本人に愛されなくとも子が親に愛情を求めるのはある意味当然の事なのかもしれない。

それは人の本能かそれとも魂の渇望なのか……それはわかりもしないが……。

「でもさ〜」

「アルフ……お願い」

「うぅ〜わかったよぅ」

表情は嫌々なものではあるがしぶしぶ納得するアルフ。

「ありがとう」

「ところでフェイト お土産はもったのか?」

「うん 大丈夫 ちゃんともったよ 零」

俺の問いに翠屋のケーキが入った箱を見せて答えるフェイト。

「そうか なら そろそろ行くか?」

「そうだね」

「なのはも準備はいいか?」

「大丈夫なの!」

「そうか ならまずは屋上に行くぞ」

転移を行うために俺達は屋上へと向かう。

それから俺達は屋上へと移動し、

「それじゃあ フェイト 転位魔法を頼む」

「うん」

フェイトはデバイスを持ち、

「座標……固定……『時の庭園』!!」

転移座標の固定を行い詠唱が終わると、

空間が歪み転移を行う魔方陣が地面に描かれる。

魔方陣から溢れ出す光に陣内にいる全員が光に包まれ屋上から零達の姿が消え、

時空の狭間にある時の庭園へと転位する。

ー次・元・跳・躍ー

時の庭園と呼ばれる場所の広間に魔方陣が現れ、

「着いたよ」

「ふぅ〜ココに帰ってくるのも久々だね〜」

「ココが時の庭園か……」

「なんか凄いの!」

「何やらずいぶんと淀んだ空気と魔力を感じますね」

千歳の言うとおり普通の場所とは違い空気は淀み若干の息苦しさ
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