暁 〜小説投稿サイト〜
妖精の十字架
〜幽鬼崩壊〜
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「回避が間に合わん・・・ぐっ!?」

幼女の紐が俺の体を縛りゆっくりと持ち上げる

「ちぃっ!衝雷!」

「肉厚吸収!衝撃!」

デブが紐をつかみ、俺の衝雷を一身に受ける。しかしデブの肉厚は衝雷などものともしないようだ

「HAHAHA!ずいぶん高く上がったじゃねぇかぁ!」

「だから何だ・・・」

「高さは、パワー。重さも、パワー。掛け合わせると、位置パワー!」

体をさっきの衝撃とは比べ物にならないほどの衝撃が走る
しかも、一瞬ではない。持続的に、だ

「ガァアアァアァ!?」

「これが、ME達のパワー」

「味わって食べて―」

「おにーちゃん、楽しかったよー」

「おわり・・・十割?」

まずい・・・意識が・・・
相当な衝撃に、俺は魔法すら発動できない
しかも

「・・・おなか減ったから、魔力食べる」

「食いしん坊だねぇ。HAHAっすきにしな」

徐々に、俺の体力も魔力も失われ始めた



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