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樹界の王
プロローグ
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面が上に、空が下に。
 そしてボクは空の中へどこまで落ちていく。
 かんかんかん。
 どこかで警報が鳴っている。どんどん遠ざかって、あそこにはもう戻れないことが何となくわかった。
 空に向かって落ちていく中、深い緑の森のようなものが見えた気がした。
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