5夢
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てんだから痛いに決まってんでしょ。
だけど、ここは夢の世界。
痛いだなんて、あり得ない。
それなのに、ゆっくりと確かに痛みが体を侵していく。
止めどなく溢れる血のせいで視界がボヤけ、足に力が入らない。
混乱していく私に追い討ちをかけるように、お母さんは一言放った。
「痛いでしょ? だってこれは、 現実 だから」
ゲンジツ……?
言葉を発しようとした私からでたのは、言葉ではなく、真っ赤な血だった。
視界が黒に染まりバランスを崩した私は、そのまま闇の世界へと落ちていった。
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