暁 〜小説投稿サイト〜
この明るい星空の下で。
時間種子と禁書目録
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「これはどういうことかな?」
悟さんは悪戯に笑う。
「まあたしかにキスマーク手首足首にアザを持った少年と両目に眼帯をした少年とタオルにくるまった泥棒猫少女が運びこまれて来たら面白いですよね♪」
「冷静に解説しないで瑞希・・・」
「面白そうですね悟さん。」
「ハックシュン!」ガクガクブルブル・・
「こーはいくんがキスマークを付けて帰ってくる日が来るとは・・・」
「しみじみ言わないで下さい!」
「じゃ記念に一枚」
「えっ!止めてくれ俺が社会的に死ぬ!」
「リア充は死ねばいいのよ」
生徒に向かってひどい言葉を吐く二階堂宴。
「はい、チーズ!」
写った写真は両ホッペに三咲と夜空のキスと何も見えない慧にキスをする望月と悟さんにキスを迫る佑香先輩が写った。
「こいつら・・死ねばいいのに。」
「危ない言葉を呟かないで下さい!」
しかしこれが出回ると本当に死ぬな。
学園トップクラスの美少女二人にキスされてる写真だ。
「ってなに送ってんですか!」
「新聞部よ。」
「教師やめちまえぇぇぇぇ!」
星空荘には俺の悲痛な叫びが響き渡った。

////////////////
朝は非常に目覚めが悪い。
「ん・・・ん!?」
視界に顔が2つあった。
「朝起きて目の前に女の子とか・・」
「おはよー♪・・・奏くん」
「おはよーございます。・・・・・
・・・・ん?なんかここ固いですね・・」
「!?それは整理現象だ!!」
「落ち着かせてあげましょうか?」
俺の理性、保て!
「遠慮しときます・・・」
「優しくしますから♪」
「立場逆だし?」
「ほらほら・・」
夜空がウエストに手を掛けようとしたとき・・・
「イザヨイ、三咲ちゃんと水上・・・」
「助かった!」
俺はなんとか扉にたどり着き外に出た。
今日は日曜日、星空荘はみんな休みだ。

「おはようございます悟さん、地学室から見つけてんですけど・・・」
俺は昨日見つけた黒魔術の本を渡した。
「ああ、それか。」
「知ってるんですか?」
「お前らと同じようなことをしてたよ。」
「そうなんですか・・」
佑香先輩ならやりそうだな。
「まぁ、これからそうゆうものが出てきたら赤坂に渡しとけ、ほらメアドだ。」
「はい、ありがとうございました」
「そんなにかしこまらなくてもいいよ」
悟さんは手をヒラヒラさせながらトイレの方に歩いていった。
俺は部屋に入ると早速赤坂とコンタクトをとってみた。
奏:赤坂、俺は202に新しく入った十六夜奏だよろしく。
と打つとすぐに返事が帰っていきた。
「初めまして十六夜殿。」
「うわっ!」
「私は自動音声メッセンジャー「チョコ」です!」
「自動音声メッセンジャー?赤坂はそんなものまで作れるのか・・・」
「そうです、直人
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