魔法先生ネギま!
0465話
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らそのまま前へと進み海へと続いている海中へとその身を沈める。
「……海中に入りましたが、特に不具合はありませんか?」
「浸水といった不具合は……ないな」
「そうですか。ではそのまま進んで下さい。外の海と繋がっているゲートは解放してありますので」
「了解した」
外の海へと続いている、海水で満たされた通路を電動推進機関を使用して進んで行く。
取りあえずこっちにも不具合は無し、と。
そして3分も掛からずにゲートを潜り抜けてクラーケンの姿はオーブの近海へとその身を現していた。
そして水圧チェックや水中での手足の動きを確認して今に至る。
「アクセルさん、これからデコイとして鹵獲したストライクダガーの残骸を海に放出します。まずは魚雷を試してみて下さい」
「了解、こっちはいつでもいいぞ」
「では……行きます!」
コウ・アスカのその声と共に水上から上半身のみとなっているストライクダガーが投下される。……オーブも前の大戦で余程ストライクダガーを鹵獲なりなんなりしたんだろうな。
投下されたストライクダガーの残骸に思わず場違いな事を考えつつ、クラーケンの両腕に装備されている魚雷発射管のうち右手を前へと出す。
FCSに従いトリガーを引き……
轟っ!
ストライクダガーの残骸は、魚雷の爆発と共に幾つかの部品に別れて海底へと落下していった。
グロウセイヴァーと比べるのはアレだが、さすがに量産機だけあって動きが鈍い。今はテストだから特に問題は無いが、実際に実戦で使う可能性を考えると俺が乗るのはまず無理だろうな。
「命中を確認。次にバイブレーションソードを」
「了解」
コウ・アスカのその言葉に頷くと、再び落ちてくるストライクダガーの残骸。ただし今度は右腕と頭部、左脚が無い状態だ。
そんな標的へと、電動推進機関を使って距離を縮め……
「はぁっ!」
斬る……のではなく、突き刺す。そして刃の先端が突き刺さった次の瞬間には振動によりその刀身がすんなりとストライクダガーの胴体へと突き刺さっていくのだった。
こうして、その後も1時間程テストパイロットとしてクラーケンの操縦をしてコウ・アスカが満足そうに頷き、キラもまた満足するまで付き合うのだった。
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