魔法先生ネギま!
0465話
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いたコウ・アスカがこちらへとやって来て手を握ってくる。
「テストパイロットについては俺もついさっき聞いた所だが……興味深い機体だけにちょっとやる気が出て来た」
MSとAMの融合。いや、俺の知識で言えばリ・ガズィのBWSみたいなものか?
「よくここまでシーリオンを組み込む事が出来たな」
「はい。シャドウミラーの皆さんから提供されたシーリオンを解析、研究して作りあげた水中戦闘用外骨格システム。通称クラーケンといいます。シーリオンの特徴でもある電動推進機関を組み込んであり、水中での高いステルス性能と魚雷。それとストライクのアーマーシュナイダーを研究、発展させた71式バイブレーションソードを装備しており、水中での近接戦闘・中距離戦闘に対応しています。……ただ、残念だったのは提供されたシーリオンに搭載されていたテスラ・ドライブをオーブの技術で作れなかった事ですね。そちらに関しては解析すらも殆ど進んでいません」
テスラ・ドライブに関してはコウ・アスカも期待していたのだろう、残念そうに首を振る。
「その辺は純粋に技術力の違いだからしょうがない。ただ、このクラーケンとか言ったか。これはあくまでも水中用だろう? もし機体が地上戦を行わなければならなくなったらどうするんだ?」
「その時はクラーケンをパージしての行動になると思います。……ただ、一度パージしたら母艦なり基地なりまで戻らないと再度クラーケンを装着する事が出来無いというのはちょっと痛いですね」
その辺もリ・ガズィのBWSと同じようなものか。
「なるほど。じゃあ早速動かしてみたいんだが構わないか?」
「あ、はい。もちろんです。キラ君、アクセルさんにパイロットスーツを」
「はい。アクセルさんこっちへどうぞ」
キラの案内に従い、更衣室へと移動。そのままパイロットスーツへと着替える。
……俺にパイロットスーツはいらないとは言ったんだが、スーツ自体に色々と調べる為の計器が組み込まれているという事で無理矢理に着せられたんだよな。
そのままクラーケン装備のM1アストレイの下へと案内されてコックピットへ。
当然と言えば当然だが、機体内部のレイアウト自体は以前キラがOSを作った時と比べても殆ど変化は無い。いやまぁ、現在オーブで使っているM1アストレイを水中用にする為のクラーケンなんだから、わざわざ改修しないと使い物にならないのは本末転倒なんだろうが。
「アクセルさん、聞こえますか。こちらの準備はOKですので、もし良かったら発進して下さい」
「了解した。アクセル・アルマー、M1アストレイクラーケン、出るぞ」
通信でコウ・アスカへとそう返し、M1アストレイを起動させる。1歩、2歩と地上を歩いてクラーケンを装備した状態でも特に不具合がないのを確認してか
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