魔法先生ネギま!
0465話
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出した携帯を使い、ホワイトスターにいるレモンへと連絡を取る。尚、この携帯は技術班の面々が作り出した代物で、ホワイトスター・SEED世界・ネギま世界のどこにいても通じるようになっているという優れものだ。ようはゲートシステムがあれば使える訳だな。つまりギアス世界でも使える訳だが……
『アクセル、何か用?』
「いや、今目の前にキラがいて、何か俺に用事があってレモンから聞いてないのかとか言われてるんだが……覚えは?」
『……あぁ、そう言えば。アクセルを貸し出すって約束してたわね。それかしら』
「いや、一応人を無断で貸し出す約束とかしないでくれよ」
『あらあら。いつも私達に心配を掛けてて、尚且つ行く世界行く世界で新しい恋人を作ってくるアクセルは、一番長い付き合いの恋人である私のお願いを聞いてくれないのかしら?』
……さすがにそう言われると言い返す事が出来る筈も無く。
「はぁ、分かったよ。ただ今度からはせめて前もって言っておいてくれ」
『ええ、その点は謝るわね。ご免なさい。……あ、ちょっと。この計算式だと剛性が足りない筈よ。こっちの式に当てはめて素材の強度確認を……あ、今ちょっと忙しいからこれで切るわね。詳しい話はまた今夜』
それだけ言って、通話が切断される。
いやまぁ。今の話を聞く限りでは俺の新型機の開発で忙しいようだし、しょうがないと言えばしょうがないか。
溜息を吐き、キラへと向き直る。
「どうやら連絡ミスか何かだったようだな」
「あ、あはははは……」
レモンとの会話が聞こえていたのだろう。他人事ではない笑みを浮かべつつキラが誤魔化すかのように笑みを浮かべていた。
「くっくっく。ハーレムなんぞを築いているからそうなるんだ。もっともアクセルの場合は尻に敷かれているようだがな」
ニヤリとした笑みを浮かべつつそんな風に言ってくるエヴァは取りあえずスルーしてキラへと向き直る。
「で、用件は?」
「はい。M1アストレイの水中用のテスト機が出来たので、アクセルさんに見て貰いたいと思って。そしたらレモンさんがどうせならテストパイロットもやらせたらって話になったんです」
「……まぁ、今の俺ならちょっとやそっとじゃ死んだりしないからテストパイロットにはうってつけだろうが。エヴァ、そんな訳で俺はちょっと行くがお前はどうする?」
「ふんっ、私が機械を見ても面白くも何とも無いから、私達だけで観光を続けさせて貰うとするさ。後はこっちで適当に何とかするから、お前は気にしないで行ってこい」
「すいませんアクセルさん。私も一緒に行きたいのですが、マスターのお世話がありますので……」
ペコリ、と頭を下げる茶々丸。
「気にするな。エヴァのお目付役はいてくれた方が俺も安心するしな。じゃ、後は任せた。キ
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