暁 〜小説投稿サイト〜
26歳会社員をSAOにぶち込んで見た。
第三話 PlayerKiller
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 持っていた武器をすぐにサニーに投擲。
 当然、サニーはそれを弾くが。
 飛んできた武器に対して反応したサニーは。
 一緒に上空を通り過ぎた天国の扉に対しては反応できず。
 すれ違い様に投擲されたその武器は、サニーの背中に、深々と刺さった。
「な……に……!?」
 自身のステータスに状態異常が表示されるのを確認すると同時に、サニーはその場に倒れこむ。
 状態異常、麻痺である。
 もちろん、麻痺を使ってくる敵がいた故に、それを解毒する結晶は持ち合わせていたが……。
 それを取る前に、サニーの両手首は、なくなっていた。
 状態異常、部位欠損。
 通常なら、3分もすれば治る状態異常ではある。
 しかし、この瞬間において、3分というのは、あまりにも、長すぎた。
「悪く思うな、私の存在を確認した者は、例外なく、殺している」
 凛として響くその声に、サニーはようやく、己を襲っていたPKの姿を確認した。
 二層の時と変わらない、顔が見えないローブを着たその人物。
 しかし、幸か不幸か、倒れていた故に、見上げて、ようやくわかった。
 ローブの下に隠れていた、その素顔。
「……わから……ない……な。 なんで……PKなんか……」
 サニーがそれを言い終わる前に。
 その体に数十本の『ククリ』と呼ばれる短剣が突き刺さる。
 ただ、それだけで、サニーのHPはゴリゴリと減っていき、0になるのは、そんなに遅くなかった。
「ごめん……ホイミ……」
 ただ、その言葉だけを残して消えるサニーをただ見下し、次の獲物をどうやって仕留めるか考え。
 天国の扉は、ククリと、麻痺に使ったアサシンナイフを回収し。
 サニーが消える前に回収した、槍を見ながら、口元を歪ませた。

 その後、ホイミがSAO内から永遠にロストしたのは、たった10分後のことだった。




――――――





 夜、宿屋で何気なく開いたフレンドリストを見て、サニーさんとホイミが消えていることに気づいたのは、特に驚きは覚えなかった。
 SAOというデスゲームにおいて、友人がいつ死んでもおかしくはない。
 だから、覚悟なんかは出来ていた。
 フレンドする人間が多ければ多いほど、その死の確率は跳ね上がるし、最悪、目の前で死なれることもある。
 事実、視界の中で死んだやつを見たことだってある。
 だから、驚きなんかはなかった。
 だけど……ショックだった。
 一ヶ月と少しという期間でも一緒にいた仲間が、永遠にこの世からいなくなってしまったという事実が。
 死因を調べるならば一層に行けば、本来リスボーンすべき場所に立っている石碑を見れば死因が書いてある。
 しかし、俺は、それを見る気にはならなかった。
 真実を受け止めたくないのか、真
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