暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep16大事な日〜Fate & Alf〜
[9/10]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
・・・
『いくよ、レイジングハート。ユーノ君、シャルちゃん!』
『うん!』『ええ!』
『夜空に向けて砲撃魔法、平和利用編。スターライトブレイカー、打ち上げ花火バージョン』
『私たちもいくわよ、トロイメライ。夜空に煌いて、グランツ・フォーゲル』
『『ブレイズ・・・シュート!!』』
2人のデバイスから砲撃魔法が放たれて、ユーノも射撃魔法を空に打ち上げた。その砲撃や魔力弾は空中で爆発して、夜空を桜色、緑色、紅色に照らし染める。言葉に出来ないくらい綺麗だった。リンディ提督やみんなもそれに見惚れているし驚いている。
「すごいよなのは、シャル、ユーノも。夜空にキラキラ光が散って、すごく綺麗だよっ」
『うん! それじゃあ続けていくよ、ユーノ君、シャルちゃん』
『うんっ』『ええ!』
なのは達は続けて砲撃を放つ。しばらくみんなはそれを眺めて、なのは達のすごさに言葉も出なくなった。砲撃の連発を終えたなのは達は肩で息をしているから「えっと、なのは、ユーノ、シャル、大丈夫?」心配の言葉を掛ける。
『にゃはは、大丈夫だよ』
『うん、全然平気』
『・・・だい、大丈夫、と思う』
なのはとユーノは何とか大丈夫そうだけど、シャルはもう限界みたいだ。事件の時に見せていた余裕が全然なくて、それがまた驚いた。なんていうか丸くなった、って言うのかな。雰囲気が見た目相応に子供っぽくなったって感じがする。
『ちゃんとしたプレゼントは、ビデオメールの返事と一緒に送るね。今のは、どうしても今日のうちに贈りたかったお祝い』
「ありがとう・・・ありがとね、なのは」
私は何度も何度も感謝の言葉を告げる。いくら言っても足りないくらいだ。
『うん。フェイトちゃん。きっとすぐ、すぐにまた会えるから。だから今は普通にお別れ。またね、フェイトちゃん』
「うん。ありがとう、なのは」
そして通信は切れた。
†††Sideフェイト⇒ルシリオン†††
シャルとなのはとユーノによる一夜限りの魔法花火は、フェイトの心に良き思い出として深く刻まれたようだ。フェイトはこのサプライズのことが相当嬉しかったのか泣き出してしまった。アルフ達がフェイトの周りに集まって何か言っている。
(それにしても、シャルのデバイス操作の技術がかなり高い位置にきていた。慣れない砲撃を連発したことでフラフラだったが。俺とシャルの演算能力はさほど違いはないと思ったんだけどな)
シャルが使えて俺に使えないことが少しショックだったが、そこは諦めるしかない。我ながら最悪な解決方法だ。ひとりみんなから離れて考え事をして気付かなかったが、いつの間にか人が増えていて、ここはもう宴会状態になっていた。
「お〜いルシル! あんたも早く
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ