暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep16大事な日〜Fate & Alf〜
[8/10]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
まう。部屋に響き渡る笑い声。そこに私たちがさらに驚いてしまうことが起きた。
『おめでとう、フェイトちゃん、アルフさん。今日はそんな大切な記念日だったんだね。私からもお祝い言わせて♪』
『僕からも』
『ついでに私からもおめでとう、フェイト、アルフ』
モニターに映るのは、なのはとユーノとシャルの3人だった。
「えっ!? これって、リアルタイム通信じゃ・・・!?」
「リンディ艦長、これっていいんですか?」
私は決まりとして禁じられていたリアルタイム通信が行われている状況に驚いてしまい、ルシルはこのようなことをして大丈夫なのか、ってリンディ提督に確認してる。
「可愛い身内の特別な日だと、管理の注意力も散漫になるものらしいわね」
「厳密には0,05秒遅れで繋いでいるので、リアルタイムではないですしね」
「あはは、そうきますか。でも確かにリアルタイムじゃないですしね」
それを聞いたルシルは呆れているけど、私にとってこれはすごく嬉しいことだった。
「・・・なのは」
『うん、フェイトちゃん』
私はなのはの名前を呼んで、なのはも私の名前を呼び返してくれた。ただそれだけのやり取りで、心がぽかぽか温かくなって、優しい気持ちになる。
「こっちは、その、元気だよ。みんなすごく優しくて、なんだか上手く心がついてこない」
『にゃはは、大丈夫♪ すぐ追いついてくるようになるよ』
『ルシルもアルフも元気そうで何よりね』
「うん! 元気元気♪ シャルもユーノも元気そうで良かったよ!」
シャルの言葉にアルフが元気いっぱいに答える。そしてルシルも何か言うのかなと思ったけど、シャルを見たままで黙っている。少しの間そうして、シャルが笑顔で頷いた。なんか判らないけど悔しい気持ちになる。言葉を交わさなくても心が通じ合ってるみたい。だけど今は嬉しさの方が上まっているから、すぐに気にならなくなった。
『あ、そうだ。リンディ艦長。デバイス、ありがとうございます。今でも少し苦労していますが、ようやくまともに扱えるようになってきました』
「そう。それは良かったわね、シャルロッテさん♪」
シャルはリンディ提督にデバイスのことで感謝をして、すぐになのはの後ろへと下がっていった。そこで私はさっきから気になっている、なのは達の居る場所について聞いてみた。
「なのは達は今は外なの? そこは、森の中・・・?」
『うん、裏山に来てるの。今はあんまり長く話せないし、贈り物もすぐには送れないから、だから私とユーノ君とシャルちゃんからのお祝いをやろうって。フェイトちゃん、アルフさん、見ててね』
そう言うとなのはは“レイジングハート”を夜空に掲げて、シャルは蒼い剣のデバイスを構える。そして
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ