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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第196話】
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テロリストの襲撃が絶えずに母さんを守るために何人かの護衛が命を落とした事を……。
親父も場にいたが、人海戦術ともとれるぐらいの人数の襲撃だったとか――多分、テロリストが金を出してマフィアと手を組んだのかもしれない。
……あくまでも憶測に過ぎない推測だが。
因みにこの事件、日本では小さな枠でしか取り扱っていないため、多分知らない人のが多いだろう。
「そっかぁ。 ふふっ、またヒルトのお母さんに会えるんだね、僕達」
「ん? そうだな、母さんも皆と話すのを楽しみにしてるってさ。 ――話は戻すが、未来は確か今日は親と小旅行、セシリアがイギリスから専用機の運用データ回収してそのデータをフィードバックさせた二号機がどうたらこうたらって。 機密扱いじゃないのかって聞いたがもう既に情報公開はなされてますので大丈夫ですわよって言ってたな。 ――後、鈴音も甲龍のデータ回収だって」
「……そっかぁ。 ……後残ってるのって一夏と篠ノ之さんだけど――」
「織斑が来るなら私は行かないぞ」
そう言い切るのはラウラ――まだ許せないというか、流石に性格の不一致もあるせいか余計嫌いになっていた。
「……まあ僕も一夏には邪魔されたくないからね。 残りは篠ノ之さんだけど……ヒルトが居るなら多分来ないだろうしね」
「……だろうな。 あいつ、嫌ってるもんな〜。 まあ今日はこの三人で良いんじゃないか?」
そう言うと、二人とも頷いた。
「じゃあ、着替えを終えたら寮近くの駅前集合で」
「うん。 ……ヒルトの私服、楽しみにしてるね?」
「そうだな。 まあ私は嫁が例え着ぐるみを着てハイテンションでも気にしないがな」
……非公認妖精?
「……まあ、多分大丈夫だと思うぞ?」
それだけを言うと、俺はテーブルの上の皿を片付け始めた――。
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