暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep15友達〜Nanoha & Fate〜
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たちに力を貸してくれたというわけ。あのままジュエルシードを放置していたら、地球という自分が消滅する可能性があったから」

魔術師の部分には本当は“テスタメント”と入るところだけど、ここは黙っておくのがいいでしょうね。いま説明したところで、どうせ今のところなのは達は理解できないようにされているんだから。

「そうなのか・・・。じゃあ今はあの時のような力は出せないのか?」

「ええ。星の危機が去ったのなら、もうあれ程の力は要らないでしょ? だから使用できないようにされてしまっているの」

クロノの質問にも答えたところで、ようやく食事を再開できた。あ〜あ、折角の料理が冷めてしまったわ。少し勿体ないわね。

†††Sideシャルロッテ⇒なのは†††

リンディさん達、アースラのみなさんとお別れして、私たちは日常へと帰ってきた。思い返してみれば短かったような長かったような、そんな色々なことがあった時間。私はその大切な時間を決して忘れないと思う。私を成長させてくれた、とても大切な時間だから。
そして日常へと帰ってきて数日後の朝、クロノ君から連絡がきた。それはフェイトちゃんとルシリオン君とアルフさんの今後の予定、それと2人がほぼ確実に無実となるという話だった。

『――ということだから、今からならフェイト達と会えるんだが・・』

「い、行きますっ。すぐに行きますっ!』

それとすごく嬉しいことに、フェイトちゃんが私に会いたいって言ってくれているみたい。そのことが嬉しすぎて、涙が出ちゃいそうになる。クロノ君とどこで会うかを決めてから通信を切り、私はすぐに着替えを始める。

「あ! そうだ、シャルちゃんにも教えてあげないと!!」

私はシャルちゃんを叩き起こして、すぐさまフェイトちゃん達が待っている海鳴臨海公園へと向かった。

†††Sideなのは⇒シャルロッテ†††

気持ちよく眠っているというのに、なのはが「シャルちゃん!」といきなり部屋へと押し入ってきた。しかも私の耳元で「起きてシャルちゃん!」と何度も叫び、尚且つ体を揺らしまくるという悪行を働いてくれた。安眠妨害をしてきたなのはにアイアンクローをかけながら、私は未覚醒の状態で体を起こした。

「それで? どうして私の安眠を妨害したのかしら?」

「あの、痛いよシャルちゃん。手を顔から話してくれないと痛さで喋れないかも」

なのはに今回の悪行の釈明をさせると、クロノからルシル達の処遇が決定したと連絡があったそうだ。何故それだけで浮かれているのか?と聞いてみると、フェイトがなのはに会いたがっているというらしい。

(なるほど。それでこの浮かれようってわけね。嬉しいのは判るけど、もう少し起こし方に気を付けてほしいものだわ)

ま、ルシルと会えるという
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