暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep15友達〜Nanoha & Fate〜
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、それにシャルちゃんは、クロノ君の後について通路を歩いているんだけど、私はフェイトちゃん達のこれからが気なったから、「クロノ君。フェイトちゃん達はこれからどうなるの?」って聞いてみた。するとクロノ君は足を止めることなく答えてくれた。
「事情があったとはいえ、彼女たちが次元干渉犯罪の一端を担っていたのは紛れもない事実だ。次元干渉犯罪は一番重い罪だからね。普通なら数百年以上の幽閉になってしまうだろう。が――」
「そんな!」
「す、数百年!?」
私やシャルちゃんはそれには驚いてしまった。数百年って多すぎるよ。そんな私たちを見て、すぐにクロノ君は話を続けた。
「なんだ、が! 最後まで話を聞いてくれ。今回のケースは状況が特殊だ。彼女自らの意思で次元犯罪に加担していなかったことは判明している。それに、ルシリオンはプレシアの目的を知らずに、ただフェイトとアルフの為として戦っていた。その事実を上層部にどう理解させるかなんだが、その辺にはちょっと自信がある。だから心配はないよ、なのは、シャル。完全な無罪には出来ないかもしれないが、数百年単位の幽閉にはさせないから」
「クロノ君。お願いします」
「・・・ええ。その辺りはあなたに任せるわ、クロノ」
「ああ、任せてくれ。フェイトは何も知らされず、ただ大切な母親の願いを叶える為に一生懸命なだけだった。そして、それをただ手伝いたかったルシリオンとアルフに罪を問うほど、僕たち管理局は酷いな組織じゃないから」
「ふふ。クロノってとても優しいんだ、私は嬉しいな〜♪」
クロノ君の前に回り込んだシャルちゃんがそう言って、クロノ君を下から見上げるようにしながら笑顔を近付けた。すると私でも判るくらいにクロノ君の顔が真っ赤になってしまった。
「し、し、し、執務官として、と、当然の発言だ! し、私情は別に入っていない!」
かなり動揺しているみたいで、クロノ君は慌ててシャルちゃんから離れる。顔が赤いのはまだ直っていない。にゃはは、クロノ君ってば可愛い。
「あはは、そんなに照れなくてもいいじゃない、可愛いんだから」
「な!? て、照れてなんかいない! まったく! もうまったく、年上をからかうな!」
通路に響き渡る私たちの笑い声と、クロノ君の否定の言葉。シャルちゃんは最後にクロノ君へそっと「ありがとう」と告げていた、耳元で。それでさらに顔が赤くなってしまったクロノ君は、ついには黙って先に行ってしまった。シャルちゃん、あんまりからかい過ぎるとクロノ君が可哀想だよ。
†††Sideなのは⇒シャルロッテ†††
私があまりにからかってしまった所為で、クロノは顔を真っ赤にしたまま行ってしまった。仕方がないから予定通り、私たちだけで食堂へと向かうことにした。辿り着いた食
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