暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep15友達〜Nanoha & Fate〜
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「フェイト! なのは! 口で言っても聞かないなら、力ずくで止めなさい! その後でゆっくりと説教でも何でも言えばいいから!」

「うんっ!」「はい!」

――ディバインシューター――

――フォトンランサー――

私の言葉に2人は返事をして、再度プレシアへと攻撃を仕掛ける。ユーノ、アルフ、クロノは少し邪魔になるので少し下がらせる。

「フェイトちゃん! 少し耳を貸して!」

「え?・・・っ!・・・うん、やろう」

どうやらなのはが何かしらの手を考えたようね。それなら私たちは2人のサポートに専念すればいいだけのこと。

「クロノ。2人が何か考え付いたみたいだから、それまでの間はあなたが攻撃に回って。ユーノとアルフはクロノのサポートよろしく。みんなの防御は、全て私が受け持つ。これで終わらせるわよ」

「ああ!」

「判ったよ!」

「うん!」

そういうわけで、なのはとフェイトの援護を開始。クロノは早速「ブレイズキャノン!」砲撃を放ったけど、それは容易く防がれてしまう。プレシアはクロノに反撃を試みようとしたけど、「今度こそぶん殴る!」アルフのバリアブレイクと呼ばれる(後で聞いたのよ)一撃によって、その機会を失った。苛立ち気に顔を歪ませたプレシアは、今度はアルフに標的を変えようとするけれど、ユーノのバインドによって再度妨害される。

「う〜ん。なかなかの連携ね。さて、なのはとフェイトは?」

ユーノとクロノ、それにアルフの連携があれば、今までのルシルとやり合ってもおそらく勝つことが出来るわね。次に2人へと目を向けてみると、2人して砲撃に使用する魔力をチャージしていた。おお、これは結構すごいことになるかもしれない。

「行くよっ、フェイトちゃん!」

「うん・・・!」

バインドを砕いたプレシアへとデバイスの先端を向け、なのはとフェイトが発射体勢に入った。輝きを増していく“レイジングハート”と“バルディッシュ”。その様子に「ユーノ、クロノ、アルフ、退避!」と指示を出す。それに従ってプレシアの元から離れる3人。ギラッと狂気に満ちた目を3人に向け、プレシアは「逃がさないわっ!」と妖しく笑った。

――サンダーストーム――

プレシアの放った雷撃の嵐。当然それを許さない私は、干渉防御ではなく“第三聖典”を投げ放つ。

――遥かに遥か、白の真白の、高き夢々、汝よ祈れ――

“第三聖典”は純白の閃光の尾を引いて、雷撃を拡散しながらプレシアの足元へと着弾。プレシアの強固なバリアを完全に粉砕する。何度言えばいいのかしらね。今の私に一切の“力”は通用しない。

「くっ・・・一体どうなっているの!?」

プレシアはその衝撃で少し後ろへと弾き飛ばされるけど何とか踏み止まった。それだけの隙があれば十
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