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ドラクエX主人公に転生したのでモテモテ☆イケメンライフを満喫できるかと思ったら女でした。中の人?女ですが、なにか?
二部:絶世傾世イケメン美女青年期
百二十四話:お風呂でキャッキャウフフ
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す。
……こんなんで大丈夫なのか、私……。
将来的な色々が……。
……いや、でも待てよ。
そういう接触の経験と言うと、ヘンリーと踊り子さんたちとカールさんの、それくらいだけど。
その時は、そこまででも無かったっていうか……。
ならやっぱり、私じゃなくてモモが……。
……いやでも、タルの中のアレは気付いたところで反射的に制裁したから考える間も無かったし、踊り子さんたちにはもみくちゃにされ過ぎてそれどころじゃ無かったし、カールさんは突然の出来事に思考停止状態でやっぱりそれどころじゃ無かったし、その後のヘンリーの時もまたおかしくなってたし。
それに服とか
晒
(
さらし
)
の上からと、素肌を直接とではあまり比較にならないというか……。
踊り子さんたちの時は素肌だったから、よく思い返してみると……。
……いや、やめよう!
考えても、どうにもならないし!
そんなこと考え過ぎて、ただ抱き締められただけの時に思い出しでもしたら、またおかしなことになる!!
「フニャ?フニャ、フニャー?」
『え?ドーラちゃんが悪いって、なんで?』
「いや、なんていうか、なんでもない。とにかくモモは悪くないし、もう大丈夫だから」
「フニャ?フニャ、フニャ。フニャー」
『そう?なら、いいんだけど。でもごめんね、もうしないね』
「うん……そうして……」
謝らなくていいとか、引っ張るとまたややこしくなりそうなので、そのまま話を終わらせたところで。
「……ガウウ!ガウ、ガウウ?」
『……ところで、ドーラちゃん!馬車の中で、なにがあったの?ヘンリーさんと!』
先程までのしょんぼり具合から一転、急に目をキラキラさせながら、モモが聞いてきます。
「何って。……何も、無いよ」
「ガルルー!ガウガウ、ガルルルル?」
『ウソだー!なにもなくて、あんな風にはならないでしょー?ね、どうしたの?口説かれちゃったとか?』
「いや、そういうんじゃないよ……たぶん」
「ガウウ?ガウ、ガウガウウ?ガウウウウ?」
『たぶんって?たぶんって、なに?なんて言われたの?』
「……えーと……」
洞窟で、後で女同士で話そうとか言っていた手前、言い逃れもできず。
根掘り葉掘り聞かれて、ほとんど白状させられてしまいました。
「……ガウウ、ガウガウー?」
『……それってやっぱり、口説いてたんじゃないのー?』
「……そうかな」
「ガウウー!」
『絶対そうだってー!』
「……だけど、はっきり言われてないし。……言われたら、断れるんだけど」
「……ガウ。ガウガウ、ガウ?」
『……ドーラちゃんって。やっぱりまだ、ヘンリーさんとは結婚したくないの?』
「……」
やっぱりって。
そうか、それも知
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