暁 〜小説投稿サイト〜
ドラクエX主人公に転生したのでモテモテ☆イケメンライフを満喫できるかと思ったら女でした。中の人?女ですが、なにか?
二部:絶世傾世イケメン美女青年期
百二十四話:お風呂でキャッキャウフフ
[3/6]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
こと。ドーラ様には、ご自身が守られるべき存在であることのみ、ご自覚頂ければ問題ありませぬな」
「……」

 私の自立心とかその辺は、度外視ですか、そうですか。

 ヘンリーはともかくピエールに関しては、パパンに対して思ったような、一生守ってくれるわけじゃ無いんだから!とかいう文句も付けづらいわけで。
 その気がある限り着いてきてもらうことに異存は無いし、その気が無くなるなんてことも無さそうだし。

 ヘンリーに関しても下手にその辺突っついて、一生着いてきて守るとか言われたら、どう返せばいいのか……!
 プロポーズみたいだけどそうとも限らない微妙さ加減で、また私の動揺が……ってだから考えるな!!

「ガウ、ガウウ?」
『ドーラちゃん、どうしたの?』
「ピキー?」
『ドーラ、だいじょぶ?』
「……大丈夫!遅くなっちゃうから、早く行こう!」

 また動揺しかけたところで声をかけてくれた二人に目を向けて、その可愛さに和んで立ち直りつつ、お風呂に到着します。


 クラリスさんに聞いてたように、踊り子さんたちの専用のお風呂と違って、宿の女性用のお風呂はかなり狭いんですが。

 それでも一般家庭にあるようなのよりは広いし、他に女性客もいなくて気兼ねしないし。
 私とモモが二人で入るには十分な広さです。


「ガウガウ!ガウウ!」
『わー!ドーラちゃんって、スタイルいいんだねー!すっかり、オトナのオンナだね!』
「でしょー!十年ちゃんと見られなかったけど、その間も頑張って磨いたからね!」

 十年離れてたとは言え、モモは私の妹のようなものですからね!
 踊り子さんたちにガン見されたのと違って、視線にイヤらしさも全く無いし!
 これが正しい、女同士のキャッキャウフフってもんよね!!

「モモも、かなりスタイルいいんじゃないの?引き締まってるのに、ゴツく無くてしなやかだし。他のキラーパンサーはまだ見たこと無いけど、コドランが可愛いっていうくらいだから。かなり、レベル高いと思うんだけど」
「ガウ?ガウウ、ガルルー」
『ええー?誰にでも言ってるんでしょー?コドランくんはー』
「いや、これが意外に。私以外でモモが初めてだよ、ちゃんと言ったのは」

 修道院の幼女にも、あの清楚美人シスターのマリアさんにも。
 他にも町ですれ違う女性に気軽に声かけてるけど、綺麗とか可愛いとかそんなことは、意外と言わないんだよね。

「ガウ?ガウウ、ガウ、ガウー」
『そうなの?なら、嬉しいけど。でもドーラちゃんの家族だから、そういう、ヒイキメ?っていうの?そういうの、あると思うー』
「あー、まあ。無くは無いかもね、それも」
「ガウガウ、ガルルルルー」
『まー、コドランくん優しいし、面白いし。恋愛するわけじゃないん
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ