暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep14其は抑止の力と戻りて〜Advent〜
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†††Sideなのは†††
ユーノ君に協力してもらって組んだ魔法(集束砲っていうみたい)、スターライトブレイカーを撃った。集束砲は自分の魔力や周囲の魔力を名前の通り集束させて放つ、砲撃の中じゃ最高クラスの魔法って聞いた。魔力をほぼ全部使う魔法だから、もう私には魔力はほとんど残されてない。
「はぁはぁはぁ、あ・・・!」
フェイトちゃんは気を失ってしまったようで、海へと落ちてしまった。気を失ってるあのままじゃ溺れちゃう。だから「フェイトちゃん!」すぐに助けに向かう。真っすぐ海に飛び込んで、沈んでいくフェイトちゃんと“バルディッシュ”を抱えながら海から脱出した。ぐったりしてるフェイトちゃんに「フェイトちゃん」って呼びかける。
「っ・・・ん・・・」
フェイトちゃんが小さく呻いた。気が付いたみたい、よかった。やっぱりちょっとやり過ぎたのかも。でも真剣勝負だから、謝らない・・・うん。
「あ、気付いた、フェイトちゃん? 大丈夫?」
心配して声を掛けると、「・・うん」フェイトちゃんは頷いてくれた。
「私の勝ち、だよね」
「そう、みたいだね」
微笑みかけて一応確認してみると、私から離れたフェイトちゃんは少し辛そうだけど負けを認めてくれた。
≪Put Out≫
フェイトちゃんが負けを認めると、手渡したばかりの“バルディッシュ”が“ジュエルシード”を出した。よかった。これでもうフェイトちゃん達と争わなくて済むんだ。
『よし、なのは。ジュエルシードを確保して、それから彼女を――』
クロノ君からの念話が途中で途切れる。何かあったのかな?って思っていると、急に空が曇りだした。この感じ、フェイトちゃんのお母さん、プレシアさんがフェイトちゃんを攻撃したあの時みたい。
「フェイトちゃん!」
「え・・・?」
フェイトちゃんを庇うために、私はフェイトちゃんの頭上に移動した。
――サンダーレイジO.D.J――
その直後、雷が落ちてきた。もう魔力は空っぽだけど、それでも“レイジングハート”を構えた。
――大いなる雷神の天蓋――
私たちの頭の上に蒼い雷で出来た、クモの巣のようなものが現れた。
「え・・・!?」
「これ、ルシルの魔術・・・!」
私とフェイトちゃんは、そのクモの巣のような雷の(ルシル君の魔術みたい)おかげで無事だったけど、驚いていたその間にフェイトちゃんの“ジュエルシード”が転送されてしまっていた。こうなったらもう私に出来ることはなくなって、シャルちゃん達と合流するためにフェイトちゃんと一緒に地上へと降りた。
†††Sideなのは⇒シャルロッテ†††
私たちはフェイト達を連れてアースラへと帰艦した。ルシルとフェイトは、簡素な服に着替えた
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