第八問試召大会
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今僕と雄二は、試召大会の会場にいた。電工掲示板には、次の対戦相手と勝負する教科が表示されている。
『Fクラス坂本雄二・吉井明久VS.B クラス根本恭二・C クラス小山友香』
相手は、B クラスの代表とC クラスの代表だ。
明久「どうする?雄二」
雄二「まぁ任せろ」
そう言って雄二が取り出したのは、一冊の本だ。アルバムのような外見をしたその本のタイトルは、根本恭二写真集生まれ変わった私を見て、となっている。あ、思い出した。確かこの前の試召戦争の時設備の交換をなしにする代わりに女装してA クラスに行くよう条件を出されて根本くんは、断ったけど他のみんなが無理矢理女装させたんだっけ?そういえばあの後撮影会があるとかなんとか………あれは、あの時のか。
明久「分かったそれを使うんだね根本くん!!この写真集をばらまかれたくなかったら降参しろ!!」
恭二「!?それは………分かった。降参しよう」
あっさり降参した。よしこれで僕達の勝ちだ。
雄二「明久使い方が違う」
そう言うと雄二は、根本くんではなくて小山さんに向けて写真集を見せる。
雄二「小山!!この写真集を見たかったら降参しろ!!」
雄二………そんなので降参するわけ……
友香「分かったわ降参よ」
した?!思いっきりした!?まぁ結果は、どうであれ僕達の勝ちだ。電工掲示板にもその事が表示される。
恭二「友香!!これは、違うんだ!!」
友香「別れましょ」
試合の後の二人のやり取りは、見なかったことにしよう。
そして休憩時間も終り次の僕達の出番が来た。電工掲示板に次の対戦相手が表示される。
『Fクラス坂本雄二・吉井明久VS. Aクラス霧島翔子・木下優子』
対戦相手は、A クラスの代表と秀吉のお姉さんだ。どうやら雄二は、何かの作戦を立てているようだ。
雄二「秀吉頼むぜ」
そうか秀吉と木下さんは、双子。入れ替わってもバレない。
優子「秀吉ってあのバカのこと?」
木下さんが指差した先には、秀吉が縛られた状態でいた。
秀吉「すまぬ失敗した」
翔子「………雄二の考えてることは、おみとうし」
クソこの二人を相手に簡単に勝てるはずがない何とかしないと………。あ、あった勝つ方法。
明久「雄二僕に作戦がある僕の言ったことを言ってくれ」
雄二「分かった」
僕は、雄二に耳打ちする。言おうとしている言葉が雄二に知られたらすぐに雄二は、この作戦を却下する。だから最低限先を分からないようにして……
雄二「翔子聞いてくれ。俺は、この試召大会で優勝して翔子に……ってちょっと待て!!!!」
バレた。仕方ないこうなったら雄二の意識を奪って……
明久「秀吉頼む」
秀吉「翔子聞いてくれ。俺は、この試召大会で優勝して翔子にプロポーズしたいんだ。だから降参してくれ。翔子ー愛してるー」
秀吉が雄二の声を
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