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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第195話】
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が――。


「お兄ちゃん、私のもお願いね?」

「……おぅ、なら預かるぞ」


 そう言って預かると、美冬はニコッと笑顔で俺を見た。


「……じゃあ、@クルーズに向かうか?」

「うふふ、お供いたしますわ♪」

「もちろん、あんたの奢りで期間限定のパフェが食べられるなら何処までもついていくわよ♪」

「ふふっ、僕もパフェ頼んじゃおうかなぁ♪」

「ふむ……私も少し興味があるな」

「……お兄ちゃんの財布の中身、すっからかんになりそう」


 各々がそう言いながら、向かうは@クルーズ――。

 夏休みはまだ始まったばかりだが、財布の中身がピンチになるかもしれない……。

 ……だが、それでも俺は、今日の障害物レースでの四人の助け合いを見られた事に少なからずも感動したため、これぐらいは出しても問題ないと思った。

 八月の初頭――高校一年の夏休みの一夏の出来事だった――。


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