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魔法少女リリカルなのは〜その者の行く末は…………〜
Chapter-3 Third Story~Originally , meeting of those who that you meet does not come ture~
number-30 biue flame of thuth
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それを即答で受けるなのは。
なのはが率いる形で三人は出撃していった。
リンディは、直接戦うことは今となってはできないが、祈る事ならできる。あの五人に何かあってはいけないと無事に帰ってくることを祈る。
――――クラウドと同じ道を辿らないで頂戴ね……
そんなリンディの切実な願いだった。
◯
少数精鋭でシステムU−Dの撃破。それがリンディとクロノが望んでいること。しかし、指揮官と現場で直接戦っているものとでは、やはり食い違いが出てしまう。それが今回の件では顕著に出ていた。
いや、少数精鋭で撃破という点ではあっているかもしれない。なぜなら、燐夜だけが孤軍奮闘してシステムU−Dと戦っているのだ。
戦い始めてまだ数分なのだが、システムU−Dの背中から出ている手の形をした翼を巧みに使ってフローリアン姉妹を落としてしまった。瞬殺である。正確にはダメージを負って後ろに下がっただけなのだが。
なのはとフェイトは、燐夜が落とされない様に後方から支援しているだけなのだ。燐夜だけが一本ずつ剣を持って互角に渡り合っていた。その体からは蒼い炎が絶えず噴き出している。その炎がシステムU−Dの遠距離砲撃を緩和して、打ち消している。
砲撃が利かないと知るとシステムU−Dは、一気に距離を詰めて肉薄し、魔力を纏わせた拳を燐夜に向かって叩きつける。それを紙一重で回避した燐夜は、右手の銃の形態から剣の状態に変化させたハイぺリオンで斬りかかる。
それをまともに食らったシステムU−Dだが、さほどダメージを受けた様子もなく、燐夜の前にまた現れた。
「この化け物め……!」
「……化け物……それをいうならあなたのその蒼い炎だって化け物」
燐夜にとってみれば、思わず呟いてしまった程度の言葉だったのだが、システムU−Dは、聞き逃すことなかった。そのうえ、燐夜に聞き捨てならないことを言ったのだ。そのことについて問いただすために攻撃の手を休めた。
先ほどまで激しく鳴り響いていた戦闘音が消えたことに疑問を持ったなのはとフェイトが、燐夜の後方10メートルのあたりまで来ていた。
「何だと?」
「あなたのその炎の力は、はるか過去のドラゴン。古代ベルカ時代、覇王を戦乱の中で打ち破り、殺した。そして、数多の人を薙ぎ払った最強のドラゴン。『アルダーヴァレリオン』という。そのドラゴンの力があなたの中に流れている」
「…………そんな馬鹿な。そのドラゴンは子孫を作らなかった筈だっ!!」
「そう。だけど、現実にアルダーヴァレリオンの力はあなたに受け継がれている。それは、どうあがいても今ある真実」
ここにきて、今まで謎に包まれた力の正体を明かされた。その内容は、あまりにも衝撃的で。精神で理性を保っていた燐夜にショックを与
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