暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep13白と黒の決戦〜Wish vs. Wish〜
[3/13]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
で諦めてたまるか!
「あの子は使い魔の作り方が下手ね、余分な感情が多すぎる」
「くっ、フェイトは、あんたの娘は、あんたに笑ってほしくて、頑張ってんだ。傷つけられても、それでも、うぐっ・・・優しいあんたに戻ってほしくて、あんなに! ぐっ・・!」
ダメだ、動けないほどにダメージを受けたみたいだ。動けないあたしにトドメを刺すつもりかあの女が杖を出し、魔法を放とうとしている。
「邪魔よ、消えなさい!」
こんなところで消えてなるもんか! 放たれた魔法を受けるギリギリのタイミングで、転移して逃げる。
(ルシルの元へ転移しなきゃ。ごめんフェイト。必ずルシルを連れて助けに・・・)
転移先を正確に設定する前に気を失ってしまい、そのまま転移した。ルシル。もしフェイトが来たら、守ってやってくれよ・・・。
†††Sideアルフ⇒なのは†††
私とシャルちゃんとユーノ君は、少しぶりに私の家へと帰ってきた。翌日、学校へ行って久しぶりにアリサちゃんとすずかちゃんと話をしていると、アリサちゃんがアルフさんの特徴と合う大型犬を拾ったって話してくれた。
『シャルちゃん、もしかして・・・』
『ええ、あちらは何かまずいことが起きているようね』
放課後、その大型犬のことを確認するために、アリサちゃんの家へと行くことになった。アリサちゃんの家に着いてすぐに件の大型犬を見に行くと、『やっぱりアルフさん・・・』だった。
『その怪我どうしたんですか? それにフェイトちゃんとゼフィ君はどうしたんですか? 一緒じゃないみたいですけど・・・?』
『・・・ユーノ、話はあなたが聞いて。私たちはアリサ達と一緒しないといけないから』
アルフさんは黙っていて、何もお話ししてくれそうになかった。だからシャルちゃんがユーノ君に話を任せると言いながら、私の手を引っ張る。
「アリサ、新しいゲームってやつを早くしよう。すごく楽しみなのよ。それに下手に構うと傷の治りが遅くなるかもしれないし、今は、ね」
「え? あ、うん。そうね、じゃあ家に入りましょ♪」
そうして私たちはアリサちゃんの屋敷へと向かった。
†††Sideなのは⇒シャルロッテ†††
私となのははお手洗いと理由をつけてアリサ達から離れて、アルフの話を聞いていた。聞く限りでは、フェイトは実母のプレシアにかなりの虐待を受けているみたいね。それはおそらくルシルも知っているはず。よくプレシアを殺さずに耐えたものだわ。もし私がフェイト達の協力者だったら、プレシアはすでにこの世にはいないと思う。
『ねぇ、アルフ。ゼフィってそれを見て何もしなかったの?』
一応、尋ねておく。ルシルならきっと干渉しているはずだから。私はいつかのために、ルシルに対する良い印象を管理
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ