暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep13白と黒の決戦〜Wish vs. Wish〜
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ーノ君が念話で私を助けると言ってきたから「だめぇぇっ!!」私はそれを拒否。
『お願いだから手を出さないで! この戦いは、私とフェイトちゃんだけの、全力全開の一騎打ちだから!』」
このまま戦わせてくれるようにお願いした。それでもアルフさんは『でもフェイトのそれは本当にまずいんだよ!』って頷いてくれない。だからもう1度「大丈夫、平気!!」って念話じゃなくて口でハッキリと言う。絶対に誰にも邪魔させない。この戦い、この時間は、私とフェイトちゃんだけのものだから。
「アルカス・クルタス・エイギアス、疾風なりし天神、今導きのもと撃ちかかれ。バルエル、ザルエル、プラウゼル・・・!」
フェイトちゃんが長い呪文を唱え終えた。
「フォトンランサー・ファランクスシフト・・・。撃ち砕け、ファイア!」
フェイトちゃんが腕を振り下ろして私に指を向ける。その号令と共に無数のフォトンランサーが襲い掛かってきた。
「レイジングハート、お願い」
私は対フェイトちゃん用に組んでいたライトニングプロテクションを直撃の瞬間で張った。たぶん、フェイトちゃんからは見えていないはずだ。
†††Sideなのは⇒フェイト†††
「フォトンランサー・ファランクスシフト・・・。撃ち砕け、ファイア!」
私はあの子に、私が今撃てる最強の魔法を放った。本当ならここまでしたくなかったけど、あの子がすごく手強くなっていたから。手加減をすると私が負けることになると思ったから。だから使った。この圧倒的な物量による殲滅魔法を。
「くっ・・・!」
心が痛む。私と友達になりたいって言っていたあの子を撃ったことに罪悪感が生まれる。けど私は負けられない。止めの一撃として残っているフォトンスフィアを集めて、再度フォトンランサーを撃とうとして構える。だけど白煙の中から無事な姿で浮遊するあの子を見た。
(そんな・・・うそっ!? ファランクスシフトを受けたのに、あれだけのダメージしか与えられていない!?)
これだけのショックを受けたのは、ルシルと戦ったとき以来だ。ううん、それよりももっと酷い。素人だったあの子に、魔法戦の実力で追いつかれた。
「痛ったぁ・・・。撃ち終わると、バインドってのも解けちゃうんだね」
あの子はそう言って、デバイスを私に向けて砲撃の準備に入った。
「今度はこっちの・・・」
≪Divine≫
「番だよ!」
≪Buster≫
放たれる砲撃。私は待機させておいたフォトンランサーを、迫りくる砲撃に向けて放つ。だけど、そんなものは意味は無いと言わんばかりに消されてしまった。私は咄嗟にシールドを張り、防御に全力を注ぐ。
「(直撃! でも耐え切る。あの子だって耐えたんだから!)っ、うぐっ、ああ・・・!
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