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この明るい星空の下で。
学校の改築工事。

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少し冷たい風が吹いてきた9月20日。
俺は朝の朝礼に来ていた。
「来週末にこの学校は改築工事されます。」
なんだと?
「だから来週から家の遠い者には寮に入ってもらう。」
「「ざわざわ」」
「おい、夜空どうするんだ?」
「どうしようか・・・」
夜空は険しい表情表した。

地学室。
部屋にはいると夜空と三咲が来ていた。
「よう。」
「あっ奏くん」
「先輩、どうするんですか?」
「工事か・・・・」
「寮・・・奏くんはどこに入るの?」
「決まってない。」
すると第三地学室から二階堂先生が現れた。
「先生、毎回どっから出てくんですか・・・」
「ふふふ・・・見直したか?」
「見下しました。」
「まぁいい、何のようです?」
「天文部の寮が決まった。・・・
桐ヶ谷と望月は?」
「知りません。」
「生徒会とお料理研究会でしょ!」
「伝えておいてちょうだい。」
先生は思い出したようにいった。
「後、元天文部の神条と筒野もいっしょで私が寮監視員だから、じゃサヨナラ。」
「っちょっと待て!」
俺はドアに駆け寄ってどこにいったか確認したがそこに先生の姿は無かった。
「ったく何なんだ?あの先生は・」
神条先輩に加えて筒野先輩だと!?
冗談じゃない!
「でも奏くんと一緒ならどこでもいいかな♪」
「私もです先輩♪」
めっちゃ疲れる。

「やぁ、どうしたんだいみんな。」
まぁ確かに俺がめっちゃ不満そうな顔をしてその他二人が満面の笑みと言うのはちょっと怖い。
「さては・・・・寮のことだね♪
イザヨイは二人と同じ寮だから不満そうなんだね。」
「お前もだぞ。」
「えっ?」
慧の表情が一瞬にしてひきつる。
「天文部はみんな一緒なんだ。
しかも一つ屋根の下だ。
その他に神条先輩と筒野先輩と二階堂先生も一緒だ」
慧の顔面は蒼白だ。
「そこまでなんなくてもいいでしょ。」
夜空がぷくーっとほっぺを膨らました。
「ん?みんなどしたの?」
俺達はまた同じやり取りを繰り返した。
「慧くんと一緒♪」
「か・な・で・くん♪」
「先輩♪」
「はぁ〜」
「大変だな。」
二人は顔を見合わせて言った。
「「まぁいいか。」」

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