暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep12ジュエルシード海上争奪戦〜Final match〜
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んの元へと向うために飛ぶ。けど、それを邪魔しようとするゼフィ君が「待ってもらおうか」私たちの前に立ちはだかった。ゼフィ君が「悪いが行かせない」クリスタルのような穂を2つ持つ、大きな槍の先端を向けてきた。

――風牙真空刃(レーレ)――

そこにシャルちゃんが無言でゼフィ君に攻撃を仕掛けた。飛んでくる風の刃を、ゼフィ君は物凄い速さで避けて、私の前からいなくなった。

「今だ!」

――ブレイズキャノン――

「「うん!」」

回避しているゼフィ君に向けて砲撃を放ちながらクロノ君が私たちに叫ぶ。私はその隙にゼフィ君の横を通り過ぎることに成功。そのまま一気にフェイトちゃん達を目指そうとする。ゼフィ君がクロノ君の砲撃を避けながら、「しまった! フェイト! アルフ!」フェイトちゃん達の名前を叫んだ。

「それ以上は進入禁止だ!」

――ディバインシューター――

それでもゼフィ君は、魔力弾(色からして私のディバインシューターだ)で私たちの飛行を妨害してきて、私たちは急停止することに。

「ユーノ! クロノ! ちゃんとなのはを守りなさいよっ!」

――雷牙神葬刃(ブリッツ・エアモルドゥング)――

「判っている!! 君の方こそゼフィを抑えろ!」

シャルちゃんの放った雷の斬撃がゼフィ君を襲う。ゼフィ君は防御じゃなくて避けて対処した。その隙に私は飛行再開。ゼフィ君が「行かせるか!」と叫んで、「我が手に――」と唱え始めた。

「私を忘れないでよね!」

「ぬっ、おのれぇぇ・・・!」

ゼフィ君があの呪文を唱えようとしたけど、シャルちゃんの攻撃で中断された。

「余裕がないな、ゼフィ。ブレイズキャノン!」

「しま・・・っ!」

その一瞬の隙を突いたクロノ君がゼフィ君の背後に回りこんで、そして砲撃を放って直撃させた。至近距離からの砲撃の直撃を受けたゼフィ君がそのまま海へと落ちていった。シャルちゃんが「ほら、なのはは先に!」って言って、ゼフィ君の落ちていった場所へと向かったから、ゼフィ君の心配は要らないはずだ。

「(私は私の役目を・・・!)フェイトちゃん!」

私はみんなの協力のおかげでフェイトちゃんの元へと辿り着くことが出来た。

「っ!?・・・君は!? どうして・・・ゼフィは・・・!?」

フェイトちゃんは私の呼びかけで、ようやく私の存在に気付いてくれたみたい。そしてゼフィ君の姿が見えないことで、すごく焦ってる。

「大丈夫だよ、フェイトちゃん。ゼフィ君はあそこに居るから」

シャルちゃんがゼフィ君を抱えている場所へと指を指す。それを見たフェイトちゃんは「よかった・・・」安堵の表情を見せた。初めて見せてくれたフェイトちゃんの、優しい表情。ほら、フェイトちゃんは悪い子じゃ
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