話数その5 食べられない
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だろうに」
『あああ………来るな来るな来るな来るな来るな来るなぁ!!?』
「……ったく、食っても死ななかったからって、此処まで怖がるか普通? ……なぁ、そう思うだろ? あんたらも」
突然話を振られた赤髪の女達は、如何答えていいか分からない、といった感じで戸惑っている。
「……まぁいいか。あんたら、早く帰れよ。じゃないとこんな化け物にバリバリ食われるからな」
それだけ言うと、晋は化け物の口に何処からともなく取り出した大量のグレネードを放り込み、銃を構えた。
『アモゴ―――!?』
「……じゃ、終了な」
そして、一発の銃声と共に大爆発が起こり、化け物の頭を吹き飛ばす。……閃光と煙が収まった時には晋の姿はもうなく、赤髪の女達は何が何だか分からないと言った様子で立ち尽くすのみであった。
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