暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep10管理局と魔術師〜Coalition〜
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か?」
クロノがユーノに向けて、そう口にする。元の姿。やっぱりユーノはただのフェレットではないわけね。まぁ、当然か。少し考えれば判る。スクライア一族というのが本当にフェレット一族なら、そんな彼らが集団で遺跡発掘なんて出来るわけがない。フェレットが遺跡発掘している様を想像してみる。シュール・・・あ、可愛いかも。
「ああ、そういえばそうですね。ずっとこの姿だから忘れてました」
ユーノの体が発光して、現れたのはなかなかの外見を持つ少年。ふ〜ん、それが本来の姿ね〜。
「ふぅ、なのはにこの姿を見せるのは久しぶりかもね」
ユーノがなのはの方に振り向いて微笑んだ。でもなのはは固まってしまっている。ユーノの言葉となのはの表情、もしかしてこれは・・・
「ふえぇぇぇぇっ!?」
やっぱり。なのははユーノのこの姿を見たことがないようだわ。なのはの悲鳴にユーノがたじろいで、「えっと・・・なのは?」って声を掛ける。
「え!? なんで!? ユーノ君って!? ユーノ君って!? えぇぇぇぇ!?」
なのは、それは驚きすぎよ。それよりあなたの声、この艦に響き渡っているんじゃないの? 私はなのはとユーノから完全に意識を逸らし、クロノへ声を掛ける。
「あの2人は放っておいて早く案内してくれる?」
「あ、ああ、こっちだ。君たちも早く付いて来てくれ」
互いの記憶の齟齬を確認している2人を置いて先に進もうとした。
「にゃっ? ちょっと待ってよシャルちゃん、クロノ君!」
「置いて行くなんて酷いじゃないか!」
そう慌てて付いて来るなのはとユーノ。雰囲気からして完全ではないにしても納得はしているよう。何はともあれ、私はこれよりどういった話を聴けるのか、少々楽しみだったりする。
†††Sideシャルロッテ⇒なのは†††
今までいろんなことに驚いてきたけど、まさかユーノ君が人間の男の子だったなんて思いもしなかった。それにしても、シャルちゃんは全く驚いていない感じだった。
(もしかしてシャルちゃん、ユーノ君が人間だったことを知っていたのかな? もしそうなら何で教えてくれなかったのかな?)
私はクロノ君に案内されながら、チラッとユーノ君を見る。
(私と同い年くらい・・・かな?)
何度も見ていたから、同じように私を見ていたユーノ君と目が合っちゃった。すぐさま視線を前方へと戻す。何だろう、すごく気まずい感じになっちゃった。
「ここだ。艦長、彼女たちを連れてきました」
クロノ君が、扉が自動で開いた部屋へと入っていった。
†††Sideなのは⇒シャルロッテ†††
クロノに案内され、辿り着いた部屋へとクロノを先頭として入る。目の前に広がったのは、以前本で見たことのある・・・確か、ノ
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